バイクの燃費というのは車種による違いもありますが、メンテナンス不足になっていると燃費が悪くなってくるということもあります。
今回はバイクの燃費と関係する箇所の調整について解説をします。
チェーン調整による燃費の向上
バイクのチェーンの清掃などをあまりしていないということも多いかもしれません。
チェーンを見ると汚れが目立つということも多いかもしれませんが
- チェーンへの注油
- 遊びの調整
- チェーンの清掃
をすることで燃費が向上することもあります。
下のページで詳しい方法について解説していますので参考にして欲しいと思います。
ホイールベアリングの劣化と燃費
ホイールベアリングはタイヤの回転をなめらかにする機能を持ちますが、このパーツが劣化していてもやはり燃費は悪くなります。
ハンドルのガタつき、異音などが出ていれば寿命も近く交換時期とも判断できます。
通常はタイヤ交換時に同時に交換することも多いのですが、前回のタイヤ交換のときに合わせて交換していないという場合には交換も視野に入れてみてください。
燃調が合っていないことで燃費が悪化
燃調というのは燃料調節の略で、エンジンによる空燃比を調整です。
通常は最適な混合気を作るようになっていますが、カスタムをしていれば混合気が最適なものにならないこともあります。
特に燃調が濃すぎれば燃費が悪くなることも多くなります。
ガソリン漏れと燃費の悪化
これは単純な理由ですが、ガソリン漏れが起きていることで燃費が悪くなるという現象です。
- ガソリンタンク
- 燃料ホース
- タンクキャップ
などからガソリン漏れが起きているかどうかも点検してみてください。
ホースやフューエルコックの劣化によってガソリン漏れが起きていることもあるのでタンク回りの漏れにも注意しましょう。
その他のバイクの燃費を良くする方法
その他にもバイクの燃費に関係するパーツもあります。
- タイヤの空気圧が減っている
- スパークプラグの劣化
- マフラー付近からの排気漏れが起きている
- エンジンオイルの粘度が合っていない
- エンジンオイルの入れすぎ
- エアクリーナーの汚れ
- ブレーキキャリパーの劣化
- ハブベアリングの不具合
- ブレーキの引きずり
- サーモスタットの劣化
- ウエイトローラーが重い
あとはガソリンの質が単純に良くないというものもあります。
ガソリンのチェーンによって実はガソリンの質(熱量)がやや違います。
どこのガソリンが良いのかというのは悪評になるのであえていいませんが、同じような値段でも燃費が違うガソリンもあるということがいえます。
バイクの乗り方と燃費の悪化
またメンテナンスやパーツの状態だけでなく乗り方でも燃費は変わってきます。
- アクセルを回しすぎる
- 急発進、急停車をする
- アイドリングをしすぎる
- 加速、登坂でギアや回転数が合っていない
このような走り方は燃費を悪化させてしまいます。
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