バイクのホイールベースというのは軸間距離を指しますが、このホイールベースというのは走りにも大きな影響を及ぼします。
今回はバイクとホイールベースについて紹介したいと思います。
バイクのホイールベースとは?
バイクのホイールベースは冒頭でもいいましたように軸間距離のことですが、前輪の中心から後輪の中心までの距離を指します。
アメリカンなどはこのホイールベースが長い車種が多く、ネイキッドなどは短いことが多いです。
ではこのホイールベースの長短でどのような特徴が出てくるでしょうか?
ホイールベースの長い、短いときの走りへの影響
ではホイールベースの長短でどのような影響があるのかについて紹介しますと
ホイールベースが長い
- 直進の安定性が増す
- 高速道路で横風の影響にも強くなる
- 逆にいえば曲がりにくい
- 市街地、峠などシビアなカーブがあれば操作しにくくなる
ホイールベースが短い
- 旋回がしやすい
- 高速道路で横風の影響を受けやすい
- 逆にいえば直進時の安定性がやや落ちる
- 住宅街、峠など急なカーブでも対応しやすい
というようにまったく逆の影響が走りに出てくるというようにいえます。
このような特徴から
- ホイールベースが長いものはクルージングをゆったりと楽しむことができる
- ホイールベースが短いものは短距離から中距離用のバイクに多い
というようにもいえます。
ホイールベースの測り方
そうホイールベースの長さの測り方も知る必要もないのですが、正確にホイールベースを測定するにはタイヤをまっすぐにするなどということが必要となります。
- L型の定規
- 糸
- メジャー
L型定規でタイヤを直進方向におき、糸でタイヤが垂直になっているかを測定します。
メジャーはホイールベースの長さを測定することに使います。
ホイールベースの延長はできる?
ホイールベースの延長をするときにはエンジンハンガーの延長をすることが多いです。
エンジンハンガーの延長タイプのキットが発売されているバイクであれば良いのですが、ないタイプであればエンジンハンガーを自分で作るか、カスタムショップに依頼する必要があります。
またロングホイールキットが販売されていてもあらかじめつくかどうかの確認もしておくと良いでしょう。
意外とつかないことも多いのでキットの購入前に絶対に注意して欲しいと思います。
どちらにしてもホイールベースの延長を自分でするときには溶接はできるほうが良いです。
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