バイクでは乗る時間や姿勢にもよりますが肩こりになってしまう人もいるかと思います。

街中を少し走る程度であれば肩こりも気になりませんが、肩こり対策について今回は紹介したいと思います。

 

バイクの肩こりと乗車姿勢

 

バイクの肩こりでまず疑うべきはやはり姿勢です。

ニーグリップができていないと上半身に余計な力が入りすぎて肩こりになるということは非常によくあるパターンといえます。

バイクは下半身で乗るという意識を持つようにしましょう。

手の力の入れ具合は、ハンドルに手を添えるだけというような感覚が理想となります。

 

前傾姿勢のバイクと肩こり

 

車種によって前傾姿勢のものもあるわけですが、この場合に走行中には遠くを見なければいけませんので、不自然な姿勢となりがちです。

この場合もよく肩こりになりやすいパターンとなります。

体格の問題もありますが、どうしてもというときにはハンドルをアップライトに修正すると楽になることもあります。

 

バイクの肩こりと腕のつっぱり

 

街中を走っていると腕をつっぱって乗っている人を見かけます。

緊張しているのかもしれませんが、腕に遊びがないと道路や車体からの振動をまともに受けるので腕からその上の肩に負担となります。

腕も自然にやや曲げるというようにつっぱって乗らないようにしましょう。

 

バイクの肩こり予防と背筋の伸ばし方

 

肩こりでは意外ですが背筋との関係性も大きいです。

 

  • 自然な感じで背筋は伸ばす
  • 背筋を丸めない

 

というのが基本です。

ただし背筋も不自然に伸ばすとやはり肩こりがひどくなることもあります。

あくまでも自然な感じで背筋は伸ばすというのが基本です。

 

季節とバイクの肩こりの強弱

 

冬はバイクによる肩こりに悩まされやすい季節でもあります。

やはり寒さもあるので無意識に力みが出てしまうのだといえます。

この場合には適切な防寒対策ができているかチェックしてください。

防寒対策は下のページで詳しく解説しています。

 

バイクで冬通勤!寒さを劇的になくす服装、パーツとは?

 

装備品とバイクの肩こりのなりやすさ

 

肩こりでは装備品、服装も意外と影響してきます。

 

  • リュック
  • 革ジャン

 

リュックも大して物も入っていなくても肩に負担となることもあります。

私の場合にはさらに腰痛への影響もあり、リュックは絶対にしません。

また革ジャンなど重い服装も肩こりの原因になりがちです。

 

細かい調整でバイクの肩こりを緩和しよう

 

バイクは当然ですが万人向けに作られているので、体格などでどうしても合わないこともあり、そのせいで肩こりがひどいというようになることもあります。

 

  • ハンドルの高さ
  • シートポジション

 

などは特に個人ごとに調整したいところです。

ハンドルの高さが合わないときもどうしても肩に負担がかかることもあるのでチェックしたいところです。

 

バイクの肩こりとヘルメット

 

肩こりといえばまず姿勢や力みが気になるのですが、非常に単純ですが最初に考えたいのはヘルメットです。

ヘルメットが重いと肩こりに単純になりがちです。

首の太さや力と比例したヘルメットに変えるだけで肩こりがましになることもあります。

グレード、値段の安いヘルメットほど耐久性はともかく軽量性ではないので首に負担となったり、肩こりの原因となりやすくなります。

ヘルメットでは重さとともに意外かもしれませんが遮音性も肩こりと関係するといわれることもあります。

走行中の音は慣れてはいきますが、神経の疲労につながり、そして体に力みや疲労が出て肩こりにつながっているということもあります。

遮音性もケアしようとすればやはりグレードや価格が必要となりますが、グレードの低いヘルメットを使っている人は疑ってほしいポイントとなります。

 

バイクの風切り音5つの対策!一瞬で対策する方法も紹介

 

バイクの肩こりとグローブ

 

あと意外なところでは車体の振動が体に伝わる度合いでも肩こりの度合いも変わってきます。

車体の振動はある程度は仕方がないのですが、特に手から伝わる振動だけでも軽減する方法があります。

これにはグローブの種類と深い関係があり、グローブの材質などで振動の多い少ないは結構な違いがあります。

このグローブもやはりグレードが高いほど振動の軽減効果はあるのですが、お金がというときには材質を違うものに変えてみるのも良いでしょう。

私の場合はメッシュよりもレザーグローブのほうが振動耐性は上がるので肩こりのひどい人は考えてみてください。

 

バイクの肩こりと急加速、急減速

 

あと運転の仕方で特に急加速、急減速をしてしまう傾向のある人も肩こりになりがちです。

急加速、急減速をすることの多い人は首に負担がかかり、それに付随して肩こりになってしまうこともあります。

 

バイクのスロットルが重いのも肩こりの原因

 

スロットルが重い、戻りもきついものもやはり肩こりの原因となりがちです。

個体差もあるでしょうし、車種的なこともあるのですが、スロットルが無駄に重くなっているときにはその原因の解消も考えていきましょう。

 

バイクのアクセルが重い!その7つの原因とは?

 

このページに詳しくは紹介していますが、ホコリや注油切れといったメンテナンス不足によることも多いので、整備するだけで肩こり対策になることもあります。

 

バイクによる垂直姿勢による風圧と肩こり

 

これも車種的な話ですが、乗車姿勢が垂直に近いものほど風圧が強くかかるので、それに抵抗するために上半身に力が入りがちです。

この風圧の関係で肩こりが激しいと感じることもあります。

車種を変えるわけにいかないときにはカウルを大きくするなども検討してみましょう。

 

バイクの乗車年数と肩こりの緩和

 

バイクによる肩こりでは特にまだ乗って間もないという人が悩むことが多いようです。

バイクに慣れていないというのもあるかもしれませんが、個人的には首の筋肉がまだバイク乗りに適したようになっていないことにも原因があるのではないかと思います。

特にバイクに乗って1年未満の人で肩こりを訴える人が多いので、適度な間隔で乗っていくことで筋力がつきあまり肩こりが出てこないようになる人もいます。

 

バイクは過度なほど休憩を取ろう

 

あとは知らないうちに無意識に長時間運転をしてしまっているケースも多いです。

慣れてきたころに多い特徴ですが、以前は休憩していた距離でもそのまま通過して走りを続けるというときも知らないうちに肩などに負担をかけてしまっていることがあります。

バイクは車よりも疲労度が高いので、同じように考えるのではなく、一見無駄と思えるほどに休憩を定期的にとるほうが良いと思います。

肩こりだけでなく適度な休憩は疲労回復と事故予防にも案外効果があります。

 

日頃とバイク乗車後の体操を導入しよう

 

私の場合はどちらかといえば腰痛に悩まされますが、肩こりもありました。

いろいろな調整もしましたが最終的には体のメンテナンスが最も効果的だったと記憶しています。

筋トレとまでいかなくても、毎日5分ほどの体操、バイクから降りた直後に数分行う体操を採用しておくと改善されることはかなりあると思います。

肩こりはマシンに問題がなければ単純に運動不足や筋力不足という原因があることも多いので、いろいろやったもののというときにはネットでも体操が紹介されているので定期的に体のメンテナンスも導入してみてはどうでしょうか?

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