バイクに長時間乗ると腰が痛いというということもあるかもしれません。
昔は私も同感でしたが、今はそう激しい腰痛になることもなくなりました。
器具に頼るということもあるかもしれませんが、筋トレなどその他の強化によってバイクでの腰痛はコントロールすることができるようになります。
バイクの種類と腰痛
バイクでも種類によって乗車姿勢がもともと違うので痛くなりやすい箇所が違ってきます。
- アメリカン 腰痛が出やすい
- スーパースポーツ 前傾姿勢になるので肩こりになりやすい
- ネイキッド 肩と腰痛両方出ることもある
アメリカンは椅子に室内で座ったような姿勢になるので腰痛になりやすいかもしれません。
バイクの腰痛とベルト、コルセットでの対策
よくバイクの腰痛対策で使われるのがベルト、コルセットタイプの補助器具です。
私も10年以上も前ですが両方とも使っていました。
つけると楽になるという人もいるかもしれませんが、デメリットも知っておいて欲しいと思います。
- 腰を補助するので腰付近の筋力がかえって衰えてしまう
- その結果、補助なしのときに余計に腰痛がひどくなる人も出る
補助というのは腰の筋肉をより使わないようにすることです。
それによってかえって腰付近の筋肉を衰えさせてしまうということになりがちなので、あまり頼らないほうが良いでしょう。
この手の器具はぎっくり腰など急性的な痛みに対処するもので、バイクの腰痛のような慢性的な痛みでは使わないほうが良いです。
バイクの腰痛とシートの硬さ
シートの硬さというのも腰痛と関係してきます。
バイクは言うまでもなく道路からの衝撃が加わってくるのですが、シートが硬いとその衝撃吸収力が少なくなって腰に直接衝撃が加わるようになってしまいます。
そのため車種によってはシートが硬いことで腰痛になりやすいというものもあります。
特にアメリカンのような足で体重を支えられないタイプのバイクはシートの硬さというのはかなり腰痛に関係してきやすいといえるでしょう。
バイクの腰痛対策は腰痛体操で
私もかつて腰痛持ちでかなり苦労したのですが、いろいろやった結果腰痛体操が最も効果的でした。
- 背筋
- 腹筋
- 太ももの筋肉
これらを鍛える筋トレ体操であれば何でも良いと思います。
私は毎日5分程度の体操をして腰痛が出なくなりました。
背筋や腹筋などは直接腰痛と関係ないようにも思いますが、これらの筋肉で腰を支えるようになっているようです。
逆にいえばこれらの筋肉を鍛えれば腰に負担がかかりにくくなるので腰痛が出にくいということのようです。
器具に頼らないので筋肉の劣化を招かず安心して行えています。
ちなみに私のやっている腰痛対策の体操についても紹介します。
- 寝ころび両足を抱えて15秒維持する
- 片足ずつ抱えてやはり15秒ずつ維持する
- 寝ころびエビぞりで15秒維持する
- 寝ころび両足を浮かせて15秒維持する
- うつ伏せになって頭を浮かせて15秒維持する
- 立った状態で両足をクロスさせて屈伸して15秒維持する
その他、背筋や腹筋を鍛えることになる筋トレであれば有効的だと思います。
やや面倒ですが、毎日コツコツしていくと数日すれば腹筋や背筋体操も楽になって筋力がアップしてきたのが実感できるようになるかと思います。
バイクの腰痛とその原因
腰痛や肩こりなどは姿勢の硬直にもあるようです。
腰痛や肩こりが出ると自然に人間は、腰を回す、あるいは肩を回すなどをしたくなりますが、これは意外と効果があるようです。
- 長距離ツーリングでも休憩を多めに挟む
- 腰を回すなど気になる箇所の簡単な体操をする
ということでも血行が良くなって痛みの蓄積になりにくいと思います。
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