押しがけというのは通常の方法でエンジンが始動しないときに使う方法ですが、押しがけしてもエンジンがかからないというときもまれにあります。
押しがけの方法が良くないときもありますが、バッテリーでない別の箇所にエンジンのかからない理由があることもあるので原因を特定していきましょう。
押しがけでエンジンがかからない！押しがけの方法が悪い？
押しがけの方法を間違えているというときもあるかもしれませんが、方法としてはそう複雑でもないので一般的には可能性としては高くないと思います。
詳しくは下のページで正しい押しがけの方法を紹介していますが、エンジンがかかってからクラッチを切るタイミングが早すぎるというのはすぐにエンジンが切れる原因となることもあります。
あとは押しがけの方法自体にエンジンがかからない理由というのはあまりないといっても良いかもしれません。
押しがけでエンジンがかからない！その原因とは？
押しがけするときには通常バッテリーが劣化していてというときが多いのですが、バッテリー以外に押しがけしてもエンジンがかからない原因というのはどこにあるでしょうか？
- プラグの劣化
- エアクリーナーの汚れ
- キャブレターの詰まりや調整不足
- マフラーの汚れ
- ガソリンの汚れ
これらは特によくある原因といえます。
エアクリーナーの汚れは清掃やメンテナンス頻度の少ないバイクによく起こりますが、すぐに誰でも清掃できるのでまず試してほしい方法となります。
またバッテリーが電圧不足でなく、完全に故障しているときにも押しがけでもエンジンがかからないというときもあります。
この場合にはバッテリーを交換するだけでセルでも、押しがけでもエンジンがかかるようになります。
押しがけでかからないときのセルでの原因の切り分け
セルのある車種であれば少し原因の切り分けをすることもできます。
押しがけでもエンジンがかからないときにセルが回るかどうかを確認します。
もしセルが回るようであればバッテリーに原因はないといえます。
そのため押しがけしてもエンジンがかからない原因としてはその他の点火系、燃料系にあるといえます。
さらに下のページにも解説していますがパーツクリーナーをキャブレターに吹いてエンジンがかかるということであれば、やはり燃料系に原因があるとより強い可能性で推測できます。
押しがけでエンジンがかからない！自分でどこまで点検や整備をするべき？
押しがけでエンジンがかかるというときにはバッテリーの劣化が原因で、バッテリー交換をただすれば良いだけということが多いです。
しかし押しがけでもエンジンがかからないというときには原因は相当な数考えられます。
初心者を想定して点検していく方法を考えますと、
- まずエアクリーナーの清掃をしてかかるか確認
- それでもかからないときはプラグの火花が飛ぶか確認
- ガソリンがシリンダーに届いているか確認
ここまでして原因が特定できないときにはショップに任せるほうが良いかもしれません。
プラグの火花が飛ばないというときもプラグ自体に問題があるかもしれませんが、他にもコードやコイルなどいくつか他にも原因が考えられます。
ガソリンが入っていても供給するべき箇所に届かないときにも複数の原因が考えられますので、これらの原因の特定をしないままパーツ交換をしていくと費用が無駄にかかってしまうことのほうが多いかもしれません。
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