バイクでもUターンをする必要が出てくることもあります。
しかし転倒してしまう人もいれば、クラッチの使い方がうまくできないということもあります。
バイクのUターンの仕方や、練習方法について今回は解説したいと思います。
Uターンでこけた!Uターンが怖くなる?
教習所の公道講習ではUターンをしなければいけないこともありますが、Uターンでこけてしまうこともあるかと思います。
そのためUターンに恐怖感を持ったり、苦手意識を持ってしまう人もいます。
教習所のバイクではUターンで失敗してしまうこともありますが、
- 自分のバイクを買えば半クラッチの癖もつけられる
- 何よりも半クラッチの感覚を乗っていくことで習得できる
ということでUターンも克服できるようになることも多いはずです。
半クラッチについては下のページでも詳しく解説していますが、よくその感覚や場所を習得するようにしてください。
これだけでもかなりUターンの苦手意識はなくなるはずです。
Uターンの練習場所
Uターンをいきなり交差点などで練習するのは危険ですので、事故にならないように自分のペースで練習していくと良いでしょう。
- 大型ショッピングモールの駐車場の空いている場所
- バイクのドライビングスクール
バイクで出かけたときに道の駅などに行くと駐車場も広くて、空いていることもあります。
そのような場所はUターンの練習に適していると思います。
はじめは大きめな径でUターン練習をし、次第に交差点を想定した実践的な径でのUターンを練習していくようにします。
Uターンの仕方
特に登り坂でのUターンは難易度が高いと思いますが、Uターンは
- 1速にする
- リアブレーキとアクセル操作だけで曲がる
というようにするほうが初心者には簡単ではないかと思います。
クラッチ操作をしても良いのですが、クラッチがなくてもリアブレーキとアクセル操作だけでもUターンは問題ありません。
フロントブレーキはUターン中の転倒の多くを占める原因ですので、使ってはいけません。
具体的なUターンの仕方ですが、
- 180度回転と考えないで90度回転を2回するというように気軽に考える
- 教習所のクランクよりも簡単とも意識する
- 停止状態からクラッチをつないで直進する
- ハンドルを切る
- イン側にちょっとだけバンクさせるが、アウト側の足でステップを踏んでおく
- イン側の足には極力力を入れない
- 視線をUターンする方向に向けて、アクセルを固定させて、リアブレーキでUターンしていく
このようにクラッチ操作をせずにUターンする方法もあります。
視線についてですがやややりすぎなほどにUターンする側に向けるほうがうまくいくと思います。
また足の力の入れ具合や位置にもポイントがあります。
インとアウトで逆になっているのが初心者によくあることですので、足の位置にも注意していくと曲がりやすくなるでしょう。
またUターンでの速度ですが、初心者の人は遅くなりすぎる傾向もあります。
遅すぎればバランス維持が余計に難しくなって転倒しやすくなるので、やや速度は自分の感覚よりも出しすぎなほうが良いです。
最低でも半クラッチが必要でない程度の速度を維持してUターンするのもポイントの1つです。
Uターンに恐怖感を持つと速度を出せないので、やや思い切る程度のほうがUターンは回転しやすくなるでしょう。
Uターンと半クラッチ
Uターンでもほとんどの交差点などでは半クラッチを使わないでも問題ないはずです。
上のようにリアブレーキとアクセル操作だけでもUターンできるシーンのほうがはるかに多いです。
Uターンでも角度がきつい、広さもかなり狭いというようなところでは速度もかなり落とすので半クラッチなどにするクラッチ操作も必要なこともあります。
ただここまでのUターンが必要となる場所もそう多くもありませんので、半クラッチが必要ない速度で曲がれないと感じれば曲がらない判断も転倒防止になります。
半クラッチの操作などにまだ慣れていないときにはUターンする場所を事前にしばやく察知してから曲がるかどうかを判断できるような能力も必要といえます。
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