バイクのシフト回りのパーツとしてピロボールというものがあります。
シフトタッチが良くないというようなときには交換することもありますが、ピロボール交換などについて解説をします。
ピロボール交換のタイミングとは？
通常廃車までピロボールすることが必要となることも少ないかもしれません。
冒頭でも記載しましたがシフトタッチが悪くなったりしたときにまれに交換することもあるというように頭に入れておくと十分だといえます。
ピロボール交換をしたときのメリットとしては
- シフトが入りやすくなる
- シフトダウン、アップがスムーズに行えるようになることもある
というものなどがあげられます。
ただギアチェンジができない、しにくいというときにはピロボール以外が原因となっていることも多いので、それに該当していないかの確認も合わせて行って欲しいと思います。
ピロボール交換とグリスアップ
ピロボール交換ではシフトを分解して行うので、ついでにグリスアップするほうが良いです。
よくピロボールのグリスは何が良いのかと聞かれるのですが、通常はどのグリスでも問題ありません。
- 万能グリス（リチウムグリス、ウレアグリス）
- シリコングリス（ゴム部品が近くにある車種ではおすすめ）
- シャシーグリス
これらであれば通常はどれでも問題ないはずです。
グリスニップル付きのピロボールへのグリスアップ方法
グリスニップル付きのピロボールではグリスアップについて悩む人は多いかもしれません。
- ニップルを一旦外して分解
- その後にグリスアップ
ニップルは固まっているようになっていることもありますが、この場合には少し力を必要とします。
壊すのが怖いというときには分解をしないでグリスアップもできますが、グリスがはみ出すほどに無理にねじこむようにしてください。
完全には入らないかもしれませんが、いくらかはマシになるはずです。
ピロボール交換と品質の違い
バイクショップで取り寄せすれば純正のピロボールも手に入ります。
またそのまま交換も依頼してもそこまで高い工賃にもなりません。
ピロボールについては純正でなくてもメーカー品であればそう品質に違いもありませんので、普通に使えます。
ただ安いものにすれば海外製のものも多いので、品質的に落ちるものもしばしば流通しています。
ピロボールも事故につながることもあるのであまり安いものは避けたほうが良いでしょう。
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