バイクは車よりも疲労感が大きいとしばしばいわれています。
否定はしませんが、車種やその他のバイクの条件にもよるところも大きいのですが、今回はバイクの疲労対策について解説をしたいと思います。
高速道路をバイクで走るのは疲労感が強いのか?
まず出てくるのが高速道路でのバイクの疲労感ではないでしょうか?
通常の一般道と違って信号や歩行者などもないので疲れないような気もしますが、走行距離にもよりますが疲労感は強いといって良いです。
- 高速走行がずっと続くので風圧による疲れを感じやすい
- 高速のつなぎ目やわだちなどが気になる人は特に疲れやすい
まず風の影響による疲労感はかなりあるといって良いです。
車よりも疲労感を感じやすい主な影響といえますが、対策としてはできるだけ風を受けないようにするということが必要となります。
- カウルのない車種はカウルをつける
- 風を通しにくい服装にする
カウルは小さなものでもかなり高速走行では楽にしてくれます。
フルフェイスも着用していれば風圧をカウルとともに後ろに受け流すような流れになるので、疲労感はかなり減るようになります。
また高速道路の路面が気になりやすいのは下のページでも解説していますが、排気量の小さなバイクとなります。
大型バイクになるほど高速道路でも走りは安定しやすいので疲労感は感じなくなります。
「250ccバイクで高速は怖い?怖さを感じない走り方とは?」
ツーリングでのバイクの疲労度を軽減する方法
ツーリングをしている人も多いかもしれませんが、やはり走行距離にもよりますがかなり疲労感を感じる人も多いのではないでしょうか?
- 渋滞にはまらないようにする
- 休憩を多めに取る
- 荷物を背負わないようにたとえばバイクに積載する
- 走行距離を短くする
- ETCを搭載するなど料金所をスムーズに通過できるようにする
「バイクの料金所の6つのコツ!ETC搭載なしでスムーズに通過する」
などをしていくと良いでしょう。
疲れやすいバイクの疲労感を軽減する方法
高速道路、ツーリング、長距離走行すべてでいえますが、走っているときの疲労感を軽減するにはバイク個体の原因というものもあります。
この対策を列挙していきますと
- カウル、スクリーンをより大きくして風圧を小さくする
- 夜間走行が多いときにはヘッドライトを明るいものにして目の疲れを除く
- シートポジションの変更
- ハンドルを高い位置にくるものをする
- クラッチレバーを柔らかくする
- リアのローダウンでバイクの挙動を安定させる
- リアバッグやBOXをつける
- 腹筋や背筋を鍛える
というようにバイクのパーツで工夫するか、基礎体力をつけるというようなことでも疲労感を軽減することができます。
最も多いのはバイクの姿勢が自分に合っていないということですが、体格に合ったバイクに乗り換えすればかなり楽になるということは多いです。
疲労感を軽減する休憩の取り方
バイクでは疲労感はある程度仕方のないことですが、休憩の取り方を間違えているのでより疲労感を感じてしまっている人も多いのです。
- 疲労を感じる前に休憩する
- 休憩もだらだらとせずにコーヒー1杯飲む時間に限定する
- シートを持っていき、しばらく横になれるようなものも携帯しておく
ほとんどのライダーは疲労感を感じてしまってから休憩をしているのですが、このような頻度では疲労感の蓄積が激しくなるのは当然です。
自分としてはまったく疲労感を感じていないときでも1時間に1回は休憩するというくらいが疲労感の蓄積を軽減するコツです。
疲労感も一定以上となると休憩しても取れにくくなるので、早めの休憩をすることが重要ということになります。
また休憩も長く取れば良いということでもなく、10分程度であえて切り上げるのも走り始めたときに強い疲労感を感じないコツです。
休憩は短い間隔で取り、短くメリハリをつけて休憩するというのがポイントとなります。
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