車ではよく車庫証明が購入時に必要とされます。
実際に後で車庫のチェックをされるわけですが、バイクでは車庫証明はどのようになっているのか意外と知られていないと思います。
今回はバイクの車庫証明について解説をしていきます。
バイクには車庫証明は必要?不必要?
バイクでは車庫証明は今のところは必要ありません。
ただ昔は軽自動車もバイクと同じように車庫証明はいりませんでしたが、現在は普通に必要とされます。
そのためバイクも将来的には排気量によっては車庫証明をしなければ持てないというような時代も来るかもしれません。
バイクの車庫証明と車検
バイクで車庫証明とともに必要かどうかが問題となりやすいのが車検です。
車検は排気量によって必要かどうかが分かれていて、251cc以上のバイクでは車検が必要とされています。
- 新車 3年ごと
- それ以降 2年ごと
という間隔で車検義務があるとされています。
ちなみに中古バイクでは購入後すぐに2年ごとの間隔が適用されます。
中古バイクの新車(買ったばかりという意味)では3年ごとではないので注意してください。
車検義務のないバイクは楽?メンテナンスもいらない?
車検といえば通ってしまうと公道を走れるのはもちろん、故障もしばらくしないというように思ってしまうわけですが、車検というのはただ国の基準に抵触しないというだけの検査に過ぎません。
そのため車検の翌日に故障しても不思議ではありません。
車検よりもむしろ
- 12ヶ月、24ヶ月点検
- 摩耗部品や消耗パーツの交換や補充
というほうが重要といえます。
車検義務のあるバイクであればショップに出すと通常これらの点検、交換なども見てもらえますが、かえって危険なのは車検のない250cc以下のバイクといえます。
何年もメンテナンスを放置したバイクも実際に多いためにいきなり故障したり、また状態が非常に悪化していてかなり高額な修理費が必要となることもあるわけです。
車検義務があってもなかってもバイクを大事に安全に長く乗っていきたいという人は最低限のメンテナンスは自分でもできるようにしておきましょう。
面倒ですが、それがバイクの寿命を伸ばす最大のコツといえます。
バイクの車庫証明と維持費
バイクでは車庫証明というのは必要ありませんが、維持費というものはかかってきます。
- 自賠責保険
- 重量税
- 任意保険
- ガソリン代
- 高速代
自賠責保険は車検義務のない排気量のバイクでも必要となってきますし、任意保険もかけないと事故時に人生が終わってしまうこともあります。
「バイクの車検費用!4つの内訳と車検費用のおよその見積もり金額」
それぞれの費用の目安はこのページに記載しています。
バイクの購入時には意外と購入費用しか意識しないものですが、購入後もお金はかかってくるので知識を持っておき、必要なお金を残しておくようにしなければいけません。
バイクの車庫証明と正しい保管方法
バイクの車庫証明というよりも重要なことはバイクの保管方法です。
その方法によってはバイクの早い劣化を招くので、これについても知識を持つようにしておきましょう。
- できるだけ屋根のある駐車場で保管する
- 屋根がなければシートをかけてバイクに雨が当たらないようにする
- シートをかけていても雨がやむとシートを取って風通しを良くする
バイクでは紫外線は1つの天敵です。
屋根がないと紫外線によってオイル類、パーツが早く劣化していきます。
また雨によっての錆もやっかいで、シートで保管するときには雨がやむとシートを外すということを忘れないでしていく必要があります。
シートをかけたまま放置していればシート内に湿気がたまるので急速に錆びるようになります。
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