車でも同じことがありますが、購入時にディーラーかそれ以外の店で買うのか迷うということもあります。
一般的にディーラーとなると値引き率が低くて高いものの、アフターサービスが良かったりバイクに詳しいことが多いとイメージされています。
実際にバイクはディーラーで買うべきかどうかについて解説をしたいと思います。
バイクのディーラー、正規代理店の役割
バイクを買うときには値段などは特に気になるのはよくわかります。
しかしバイクというのは買って終わりではありません。
- 点検、整備
- 故障への対応
- 修理
と乗ることで自然に生じてくるメンテナンスというものが出てきます。
ディーラーというのはたしかに代理店よりも高い値段でバイクを販売しているところもありますが、そのかわりにディーラーではこのような点検から修理までもその役割として含めて考えています。
いわば保証能力が違うということがいえます。
また代理店よりもバイクに詳しいというところもあって、複雑な故障や修理をするときには助けとなることが多いはずです。
バイクの量販バイク店の役割
一方でバイクの量販店というのは主なその役割というのはバイクを売るということです。
そのためネットでもしばしば悪評のようなものもありますが、
- アフターサービスが落ちる
- 故障しても修理できないと言われてしまう
- 中古バイクで特にすぐに故障し、修理能力がない
- 修理期間が異常に長くかかるといわれてしまう
というようなことがあるわけです。
これはそこが悪いというよりも、もともとのバイクへの考え方が違うというところもあります。
量販店ではバイクを安く買えるかわりに、その後のアフターサービスなどに経費を使わないので安く提供できるというようなところもあるわけです。
ディーラーVS量販店!バイクはどっちで購入するべき?
それぞれ役割や値段などが違うわけですが、まとめれば下のようになります。
ディーラーでバイクを買うべき人
- あまりバイクに詳しくない人
- 初心者の人
- バイクのメンテナンスを自分でしたくない人
量販店でバイクを買うべき人
- バイクはすでに何台も乗っていて精通している人
- 自分でメンテナンスもしていて、バイクに詳しい人
- 故障しても自分である程度直せる、または諦めがつく割り切った人
これ以外にポイントとなるのが店と自宅との距離です。
理想的には30分程度のところまでで買うのがベストで、道路上での修理や故障というときには近いほど助かります。
ディーラーが県外にしかないというような場合には例外的に信頼できる量販店というような選択もありだといえます。
ただし最終的には人次第といえます。
これはディーラー、量販店どちらにもいえることです。
たとえばディーラーでも店舗によって店長が違うのでまったく方針や姿勢も違ってくることもあります。
一番良いのは信頼できる店員がいるところで買うのがベストですが、ディーラーでも店を訪問してみて話の内容や雰囲気で買うところを決めるというのも意外とバイクでは重要なポイントとなります。
外車バイクとディーラーでの購入
外車でも無難に行くのであればディーラーでの購入といえます。
保証もありますが、国産バイクと違うのは
- 一般的に故障頻度が多めなこと
- 修理費用も高いこと
にあります。
これらの理由で新車でも中古でもあまり外車はおすすめしないのですが、
ディーラー
- 保証やその外車への精通などは1番といって良い
- しかし修理などは高い
専門店
- ディーラーよりも購入時の割引は多いことがある
- 純正以外のパーツもすすめてくれる
- パーツの取り寄せはディーラーよりも遅い
バイクショップ
- 購入時に割引は最も期待できる
- 外車に精通していないところもある
- 修理工賃は国産車並みにしてくれることが多い
外車を買うのであれば値段と修理などのバランスを考えれば専門店か、近くのその外車に精通しているバイクショップがおすすめともいえます。
ただ心配なので純正パーツのみで運用していきたいときにはやはりここでもディーラーがベストというように考えて良いと思います。
中古バイクはどこで買うべき?
中古バイクを買うというようなこともあるかと思いますが、中古バイクはかなり当たり外れがあります。
基本的に長く乗りたいというのであれば中古バイクは買わないほうが良いのですが、どうしても中古バイクにこだわる理由があるのであればまずディーラーなどで購入するのがおすすめです。
量販店でも外れに当たってしまうこともあるのです。
- メンテナンスがしっかりとされている
- 自分のバイクであるので精通した情報で、必要な整備が最初からされていることが多い
というような理由から中古バイクは正規ディーラーでの購入をおすすめしたいと思います。
特にネットでのオークションでの中古バイクの購入はおすすめできません。
かなりバイクに詳しいのであればまだ良いとして、それでも何かの故障が最初からあったり、何かの整備は必要というようなものが大半といえるからです。
このページでも解説していますが、個人売買は現状渡しが原則で、何かの故障などがあってもすべて買い手側が費用や時間をかけて整備しなければいけません。
このような理由もあってバイクに精通していない人ほど中古バイクに手を出すべきではないというように考えています。
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