バイクの購入については現金だけでなくローンをつけて買うという人も多いかもしれません。
ローンをつけるときには連帯保証人が必要というようなイメージも多いのですが、実はバイク購入ではそこまで連帯保証人を求められることは多くありません。
むしろ特定の条件に該当するときにだけ保証人を求められてしまうというイメージとなります。
頭金が半分以下で連帯保証人が必要とされない理由
バイクのローンでは
- 頭金を購入時に支払う
- 残りをローンとして分割払いする
というようになります。
この頭金の金額についてですが、バイクの半額未満であれば当面バイクの所有者はローン会社になります。
半分以上であれば所有者は最初から購入者となります。
半分未満であれば所有者はローン会社となるので、ローンの支払いが滞るとバイクを売って回収できるので連帯保証人は必要としないということもあります。
学生とバイク購入での連帯保証人
よくある例外としてバイクを学生が購入するというときですが、この場合には親など連帯保証人を必要とされることが多いです。
とはいってもアルバイトをしていて支払能力があるというように判断されれば連帯保証人も必要でないとされることもあります。
一般的には社会人よりも稼ぎが小さいということで連帯保証人といえばまず学生によるバイク購入が多いというようにいえます。
未成年とバイク購入でのローンの支払い
バイクは未成年の時期に購入ということもありますが、このときにも学生と同様に連帯保証人を必要とすることが多いです。
未成年の場合には
- 契約主体を親などとする
- ローン会社は未成年と契約をしてくれない
というようなところもあって、ローンが落ちる口座についても親の口座からとなります。
実質的に費用は自分で支払うということも多いかもしれませんが、この場合には親の口座にお金を入れていくことで自分で支払うというような形をとる必要があります。
バイクと車のローンでの連帯保証人の審査の違い
バイクというのは事故をすれば車よりも損傷程度が大きいことも多く、また趣味性も高いものです。
そのためローン会社にとっては支払いが滞ったときには売却してもその価値が車よりも下がっているということは多いです。
このような理由から
- 給与の金額
- 他に組んでいるローン
- 過去のローンなどの支払い履歴
などについて車よりもバイクのほうが厳しく判断されることは多いです。
とはいっても親が年金生活者で仕事をすでにしていないとしても持ち家を持っていれば連帯保証人として審査は通ることも多いです。
バイクローンの連帯保証人で審査が下りない条件とは?
ただよくあるのは親などの家族を連帯保証人にすることですが、まれに審査が下りないというようなこともあります。
このようなときによくあるのは
- 連帯保証人自体にローンの支払いの事故があった
- 連帯保証人にそれまでにローンをいくつか組んでいて限度額を超えている
というようなときです。
直前にバイクや車などでローンを組めた連帯保証人でも、今回のバイクでは審査が下りないというときにはかなり焦るのですが、最後に組んだローンで限度額を超えているというように判断されていることもあります。
このようなときには対策としては
- その連帯保証人の他のローンのうち1つでも支払いが終わるまで待つ
- 頭金自体の金額を増やす
- バイクのグレードを少し下げたものを買う
というようにすれば連帯保証人を変えなくてもローンは組めることが多いです。
連帯保証人は親しかダメ?友人でもOK?
バイクの連帯保証人といえば一般的にはまず親や親戚というような家族や血族となってきます。
大半は家族といえますが、ごくまれに友人を連帯保証人にしたいというようなこともあるかと思います。
しかしデメリットもいくつかあって
- ローンの支払いが滞ったときに友人に支払い義務が発生してしまう
- 支払いが滞ったときに連帯保証人の社会的な信用を落としてしまう
- 友人との人間関係が崩れてしまう
というような事情もあって常識的に考えればよほど仲の良い友人でも連帯保証人になるのは嫌がられてしまうかと思います。
何かの事情で絶対にバイクを買わないといけないというのであれば仕方がないとして、趣味や今すぐに買う必要がないということであれば貯金を貯めるなどしてローンの連帯保証人に友人を当てなくても良いようにしていきましょう。
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