バイクの購入時に一番良いのはバイク代すべてを一括支払いすることですが、通常多くは分割の支払いをします。

そのときにまず必要となるのが頭金です。

この頭金がどの程度あればとりあえずバイクを買えるのかについて解説します。

 

バイクに頭金は必要?頭金の相場や目安はどの程度?

 

バイクというのは購入する側に信用などがあれば頭金というのは実は必要ないことが多いです。

ただ頭金がないとローンを組む部分の費用額が大きくなるので、金利などがかさみ、結果として支払い費用総額が大きくなるというデメリットがあります。

またバイク購入のときに頭金を支払うとすればその相場は一般的には10%ということが最も多いです。

たとえば100万のバイクを購入するとすれば

 

100万 × 10% = 10万

 

この部分が頭金となり、残りの90万をローンや分割で支払いして金利がつくというようになります。

 

学生でもバイク購入でローンが組めるのか?

 

大学生でもバイク購入のローンは組めます。

アルバイトなどをしていれば特に問題ありませんし、もしそれでローンを組めないときには親に保証人になってもらうような方法もあります。

保証人に破産やローン滞納の実績がなければほとんどローンは組めると考えて良いでしょう。

 

バイクの頭金はいつ支払うべき?

 

ではこの頭金ですが、いつのタイミングで支払うのが一般的でしょうか?

タイミングはいろいろとあるのですが、私がおすすめするのはバイクを実際に受け取るときに現金などで手渡しするのが良いと思います。

中古バイクを買うときでもこのタイミングがベストだといえますが、その理由として

 

  • バイクを選ぶときに頭金を支払う
  • バイクの納入まで整備などをするので数日かかる
  • 受け取るときに同じ車種の違うバイクを納入される

 

ということが特に中古車ではありえます。

悪質な中古バイクショップでは状態の悪いバイクをこのような形で納入してくることもあるので、必ず現状確認をし、そのバイクを受け取るときに前金を支払うようにするほうが良いのです。

特にあまりなじみのないバイクショップや評判の怪しいショップでは頭金の支払うタイミングには注意して欲しいと思います。

 

バイクの半分以上の頭金と所有権

 

意外と知られていないのですが、バイクはローンを組むと通常所有権が信販会社となります。

まだローンを支払っていないということからくるのですが、頭金をバイク代の半分以上にすれば最初からバイクの所有権を自分のものにすることができます。

頭金が半分未満のときには、ローンを支払っていくことでその後に所有権変更をします。

 

  • 条件が整った時点でローン会社に連絡し、所有権解除を申し込む
  • 免許証、住民票、バイクの登録証などをローン会社に送付し解除してもらう
  • ローン会社から委任状、譲渡証が届く
  • それらを持って軽自動車協会で所有権変更の手続きをする

 

というような手続きが必要となるということです。

頭金が半分以上あれば最初から所有権は自分になるので、このような後日の面倒な手続きは必要ありません。

 

バイクの頭金とローン期間

 

頭金の金額とともに、ローン期間の長さも金利の金額に影響してきます。

当然ですが、ローン期間の長いほど金利の金額も高くなってきます。

そのため金利が嫌で収入も安定している人は1年ローンなどとすることが多いです。

この1年から3年ローンというのがバイクのローンとしてはおすすめの期間の長さとなります。

 

バイクの頭金と金利の違い

 

バイクショップでもショップ自体がローンをつけるのでなく、保証会社と契約していてローンの回収はそこが行います。

そのためバイクショップの契約している保証会社によってもローンの金利も違うということになります。

つまりまったく同じバイクを買っても保証会社の違いによって金利が違うのでトータルの支払い額も違ってくるということもよくあります。

バイクでは店頭の金額で比較するという人は多いのですが、実は意外と見落としがちなのがこの契約している保証会社の違いなのです。

 

バイクショップへの頭金と金利表

 

バイクショップでは金利表を通常用意しています。

 

  • 頭金の金額
  • ローンの期間

 

によって毎月の支払額などを表のようにして出すようにします。

個人店であればここまでできないこともありますが、最近のバイクショップではタブレットやパソコンなどで表によって支払いのシュミレーションをわかりやすく提示されるはずです。

毎月の収入と比較して無理のない頭金とローンを組むようにしていきましょう。

 

バイク購入で頭金以外に考えるべき諸費用

 

当然ですがバイクというのは買って終わりではありません。

また購入時にも諸経費はすでにかかってきます。

どうしてもバイク本体の値段に意識が集中するものですが、このような経費も合わせて考えて無理のないバイクや支払い計画を立てるようにしていきましょう。

一般的に検討しておくべき諸費用というのは

 

  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • ガソリン代
  • バイクのメンテナンス代
  • 高速道路の代金
  • ヘルメット、盗難防止用ロック、バイクカバーなど装備
  • 合羽、グローブ、ジャケット、ブーツなど服の代金

 

特に中古バイクの場合、購入してすぐに修理やメンテナンスしなければ正常に走れないようなこともあります。

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