道路の状況でもバイクの燃費が急に悪くなったということは起きることもあります。
ただ燃費が悪くなった状態が続くようであれば走りを邪魔するパーツの不具合が出てきていることも考えられます。
今回は燃費が急に悪くなったというときにその原因となりやすい箇所について解説をしたいと思います。
バイクの燃費が悪くなった!その原因とは?
まずよくある燃費が悪くなる原因について列挙していきます。
- タイヤの空気圧が減っている
- エンジンオイルが古いままになっている
- プラグにかぶりが出ている
- エアクリーナーがゴミで詰まっている
- チェーンが古くなっている
- スプロケットの劣化
- ブレーキの引きずりが出てきている
- ベアリングが劣化してきている
タイヤの空気圧、エンジンオイル、チェーンなどは比較的すぐに点検や交換ができると思いますので、メンテナンスしていきましょう。
エンジンオイルは3000キロほどで交換するのが目安で、それを超えていると交換するべきタイミングといえます。
チェーンについても注油などのメンテナンスをしていると3万キロは交換しなくても持つのですが、メンテナンス不足であれば2万キロなどで劣化してきて燃費が悪くなる原因となることもあります。
そして古く劣化したチェーンをそのままにしていると、そこからスプロケットの摩耗が早くなる原因ともなってきます。
ブレーキの引きずりの有無を確認する方法
ブレーキの引きずりというのはブレーキをかけない状態でもディスクなどが摩擦してこすれて、それによって想定した速度が出ないような症状となります。
そのため通常時よりも燃費が悪くなる原因となることもありますが、このブレーキの引きずりの確認方法としては
- 静かな場所にバイクを移動させる
- エンジンをかけずにバイクを押す
- ブレーキディスクとパッドのこすれる音がしないか点検する
というように主に異音の有無で点検していきます。
音としては
- シャー
- シャリシャリ
などというような金属的な擦れるような感じの音が出ることも多いです。
マフラーと燃費の悪くなる原因
またマフラーも燃費と関係してくることもあります。
- 最近社外品のマフラーに変えた
- マフラーから排気漏れが起きている
というようなときも燃費が悪くなる原因となりやすいです。
マフラーと燃費という意味では純正がベストであることが多く、カスタムすることで燃費が悪くなることも多いです。
気温の変化も燃費が突然悪くなる原因?
あまりイメージする人も少ないのですが、気温が低くなると燃費が悪くなりがちです。
秋、春先などは気温が急に低くなることもありますが、このような時期に差し掛かるとねんぴが急に悪くなるということもあります。
ただ通勤用などでなくツーリングなど長い距離を走るのであれば夏も冬も燃費は変わらないです。
気温が関係しているかもというときには、少し暖かくなってから燃費の状態がどう変化するかも合わせて確認していきましょう。
新車で納車されてしばらく経過して燃費が悪くなったときの原因
新車でも数ヶ月で突然燃費が悪くなったということも起きることもあります。
新車なので何かの故障で燃費が悪くなったという可能性も低いのですが、よくあるのは
- はじめは恐々慎重に運転していて燃費が良かった
- 数ヶ月して運転に慣れてアクセル操作が雑になった
というような運転方法の変化で燃費が落ちてくることもあります。
この新車の燃費が悪くなるというので難しいのは自覚症状がほぼないことですが、納車直後よりも発進や停車も急なものが増えているというようなことも多いのです。
この場合は故障ではないので特に何もする必要もありません。
謝った運転方法と燃費の急な悪化
またライダー自身の運転、操作方法でも燃費が急に悪くなることもあります。
- 暖機運転を長くやりすぎる
- 短い距離だけ走ってエンジンを切るということを繰り返す
このような運転操作を続けることでエンジン、シリンダーの歪みなどが出てきて、それによって燃費が悪くなるということもあります。
<スポンサード リンク>