初心者の人は納車されてしばらくしてすぐに立ちゴケしてしまうということもよくあるかと思います。
新しいバイクの立ちゴケはかなり気になるところですが、立ちゴケで破損したりしやすいパーツとその修理代の目安について紹介したいと思います。
バイクの立ちゴケで破損しやすいパーツや箇所とは?
立ちゴケで破損しやすいものとしては
- カウル
- ミラー
- ウインカー
- ステップの破損
- フロントフォークの歪み
といったところになるのではないかと思います。
通常の立ちゴケだと修理費(ほぼパーツの交換という感じですが)は1万程度で済むことが多いはずです。
ただフロントフォークの交換も必要となると7~8万はかかってきても不思議ではありません。
立ちゴケでのフロントフォークの歪みの確認
フロントフォークの歪みが出ているかの確認はショップに行かなくても自分でも行えます。
- バイクを低速で走らせる
- 直進させてハンドルからゆっくりと手を離す
- ハンドルが勝手に変な方向に曲がらないかを確認する
特にハンドルが変に曲がったりしなければ問題ありません。
立ちゴケでカウル交換も必要となればどの程度の修理費になる?
立ちゴケでも倒れ方によってはカウル交換も必要となることもあります。
ただカウル交換となると4万ほどかかってくるので、走行に支障がない程度であれば補修などで対処するのも1つの方法です。
立ちゴケは今後もする可能性もあるので個人的には神経質にならずにいちいち修理や交換をしないという考え方で良いのではないかと思います。
立ちゴケとステップの交換
ステップもちょっと変形した程度であれば修理すれば良いのですが、交換となると2万ほどもかかってくるようになります。
立ちゴケ程度であればステップ交換まで必要となるケースは少ないと思いますが、速度が出ているときの転倒であればステップの交換が必要というようになることもあります。
立ちゴケしやすいときとは?
立ちゴケというのは私も最初何度かしていますし、新しいバイクだと数日落ち込むことが多いのではないでしょうか?
立ちゴケしやすいシーンとしては
- 信号待ちで足をつくとき
- バイクに乗ろうとするとき
- 駐車場で駐車させようとするとき
- Uターン中のエンストなどで立ちゴケする
- 傾斜地での駐停車
- 段差のある駐車場から出るとき
などがあります。
立ちゴケというのは多いと10年で3回ほどする人もいますし、しない人はまったくしない人もいます。
私の場合はバイク購入後3年間で特に立ちゴケが数回あったのですが、その後しばらくはありませんでした。
ただ立ちゴケへの警戒心がなくなってしまった10年後に立ちゴケしてしまった経験があります。
立ちゴケはしないというように慎重に取り回しや運転するのも良いのですが、どうしても心配な人はエンジンガードなどを後付けするとバイクへのダメージが小さくなると思います。
「バイクのエンジンガードに効果はあるの?スライダーとどっちがおすすめ?」
立ちゴケしにくいバイクとは?
バイクというのは二輪ですのでどれほど扱いのうまいベテランライダーでも立ちゴケはしてしまうことになります。
完全に立ちゴケを防ぐ方法はないのですが、
- 足つきの良いバイク
- 重量が軽いバイク
というのは立ちゴケしにくいといえます。
また他に立ちゴケしにくくするポイントとしては
- 不安定なところでは駐停車しない
- 疲れているときにはバイクに乗らない、触らない
- 停車するまでバイクにまたがったまま降りない
- バイクを押すときには腰で押すようにする
直進方向に押すのであればバイクが直立していても良いのですが、やや曲がるようなときには腰でもバイクの重さを支えるようにします。
このようにすることで反対側にバイクが倒れてしまうのを避けるようにできます。
<スポンサード リンク>