バイクは購入時から車検や修理まで消費税と関係してくる支払いがあります。
消費税も次第に数値が高くなってきていて、負担も重くなってきていますが、今回はバイクと消費税との関係についてまとめて解説したいと思います。
バイクのローンと消費税増税
まず購入時に最も大きいといえる車体にかかる消費税が発生してきます。
購入で一括でなくローンを組むということも多いかもしれませんが、増税時期が近いとすれば
- 消費税の増税前にローンを組む
- 増税後にローンを組む
という選択肢がありますが、これは増税前に契約しローンを組んでおくほうが良いです。
購入時の消費税が適用されるので、このように増税前のタイミングでローンを組んでしまったほうが良いとなります。
消費税増税とローンと一括払い
しかし他に選択肢もあります。
- 増税後に一括払い
- 増税前にローンを組む
最も安く済むのは当然増税前に一括払いしてしまうことです。
またローンの金利は消費税と連動しませんので、増税後にローンを組んでも増税後よりも金利が高いということも特にありません。
ローンも分割の年数によって金利などが違ってきますし、また支払う総額も変わってきます。
そのためローンの内容によっても違うのですが、ローンを組むのであれば
- 増税前に組む
- 支払い回数は少ないほうが総額も安くなる
ということがいえます。
ただ分割年数が短くても金利は発生するので一括支払いよりも高くなることが多いということもいえます。
バイクの修理工賃と消費税
バイクは購入して終わりでなくその後のメンテナンスや修理、パーツ交換のほうが支払う回数は多くなってくるかと思います。
それぞれ工賃という名目で支払うことになりますが、バイクショップの工賃というのは
1時間あたりの人件費 × 作業時間
で算出されることが多いです。
つまり時間のかかる作業ほど工賃が高くなることを意味するわけですが、結論からいいますとこのショップの工賃に消費税が課されるようになります。
消費税は役務提供にあたるので消費税がかかります。
パーツなどは消費税がかかるというのは多くの人で間違いなくイメージされますが、工賃には消費税はかからないというようにイメージする人もいるのでよく押さえておいて欲しいと思います。
バイクのナンバー代と消費税
バイクも公道を走るときにナンバー取得をしなければいけませんが、排気量によってこの手続きが違います。
また排気量によってナンバー代に消費税がかかるのかも違ってくるようになります。
- 400cc未満 届出での交付で消費税はかかる
- 400cc以上 陸運局への登録をし、消費税がかからない
自動車のように陸運局に登録をしなければいけないときには消費税がかからず、そうではないバイクは課税されるとよく理由もわからないのですが、このように区別されています。
中古バイクと消費税の課税
中古バイクの購入でも消費税がかなりの確率で課税されるようになっているかと思います。
しかし売主が個人であって、年間の売上が1000万円以下であれば消費税免税業者となります。
そのためこのような相手から購入すれば消費税は課税されません。
- ネットオークション
- 知り合いの個人間での取引
であれば消費税がかからないこともありえます。
ただこのページでも解説していますが、個人売買はトラブルも多いので消費税がどうかに関係なくあまりおすすめはしたくありません。
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