バイクを通勤で使っていると冬の寒さは非常に厳しいものといえます。
地域によっては12月でもすでに異常に寒いと感じることもありますし、寒さの全盛期でもある1~2月ともなれば相当な覚悟がないとバイクに乗れません。
冬にバイク通勤するときの服装などについて今回は解説したいと思います。
冬のバイク通勤での基本方針
冬のバイクが寒いと感じるのは風が体に当たるところが大きいです。
つまり風をいかに防ぐかということが重要ということです。
この補助として温かくするパーツ、発熱の服を着るということがあります。
袖口などから風を入れないようにするというのは基本として、あとは服装を整えていくと何もしないよりもかなり冬の通勤が楽になるはずです。
ハンドルカバーは冬の通勤に必須
冬の通勤時の寒さといえばまず防寒の服装というようにイメージする人も多いのですが、その前にハンドルカバーは体感的にかなり寒さを解消してくれるといえます。
たかが手ですが、手に感じる冷気というのは体感的な寒さとかなり関係しているといって良いです。
ハンドルカバーでも風のカット率の高いものを装着すればかなり冬の通勤も快適になるはずです。
バイクにグリップヒーターを装着する
ハンドルにグリップヒーターをハンドルカバーとともにつけるとかなり温かくなります。
ハンドルカバーで風よけをして、グリップヒーターで発熱して手が温かくなります。
グリップヒーターは通販で1000円前後から発売されていて、高くても1万ほどで優秀なものもあります。
取付けも複雑でないので自分でできるものも多いので、試してみて欲しいと思います。
バイクにスクリーンをつけよう
風よけという意味ではスクリーンのない車種はスクリーンをつけるだけでもかなり体感的な寒さは変わります。
車種によってはスクリーンをつけると恰好が悪くなるということもありますが、恰好を気にしない人は検討してみて欲しいと思います。
服装を変に意識するよりもスクリーン1つでかなり冬の通勤が楽になることもあります。
バイクでのオーバーパンツとウインターパンツ
冬の通勤時の防寒といえばオーバーパンツもよくあがります。
- ウインターパンツ 直にはく
- オーバーパンツ スーツやジーンズの上にはく
ということではき方が違うのですが、私はオーバーパンツを使っています。
バイクの乗り降りでいちいち脱ぐ、はくということが必要となりますが、風をかなりカットしてくれるので体感的に寒さを相当感じなくなります。
スーツの上からはくときにはシワにならないようにするようにすれば良いでしょう。
冬の通勤用の服装について
最近はより素材や材質の良い服も発売されてきて、かなり冬にもバイクに乗りやすくなりました。
私のバイク仲間などの意見も合わせて紹介しますと、冬の通勤時の服装としては下のようなものがおすすめです。
- 発熱下着
- 羽毛入りのジャケット
- できればグローブやジャケットなどはバイク用のものにする
冬用の防寒はあまり節約しないことです。
値段の良いものほど風を通す割合が下がったり、また発熱効果が上がることも多いです。
冬の通勤で寒いと感じる風以外の原因
夏にもいえることですが寒いと感じるのは風だけでなく、雨などで濡れるという現象も関係しています。
つまり風をなるべく通さないで、雨を通さないような防水性のものがベストということになります。
ここから最も無難な通勤用の服装はスキーウェア、登山ウェア、釣りウェアともいえます。
スキー専門店に行くとかなり防寒対策になる服もあるので、上下とも揃えるのも1つの方法です。
防寒をしっかりとしているとバイクに乗っていないときには真冬でも汗が出てくるほどになります。
バイク専門店の服装と、スキーウェアとの防寒性を比較すればかなり難しいですが、値段といったコスパを考えればホームセンターにあるようなスキーウェアなどのほうが優秀なこともあります。
冬の通勤ではヘルメットも重要
意外と忘れがちですがヘルメットなど頭や顔の箇所も体感的に寒さという意味では重要です。
冬の通勤では基本的にはフルフェイスが最も良いです。
夏は暑いかもしれませんが、事故での頭へのダメージを考えてもフルフェイスは有効的です。
ジェットヘルメットもフルフェイスには近いですが、冬の通勤では口の周りがかなり冷えてしまいます。
フルフェイスに変えるという方法もありますが、ヘルメットを変えたくないときにはマフラーを口の周りに巻くようにしてください。
マフラーは端を必ず服の中に入れるようにしてください。
ときどき体の外側にマフラーを舞わすようにしている人もいますが、巻き込みもありえるので非常に危険といえます。
冬の通勤でバイクを使わない!正しい冬眠方法とは?
思い切って冬だけバイク通勤をやめるという方法もあります。
このときに重要なことはバイクを正しく冬眠させるということです。
冬眠明けでエンジンがかからない、その他のパーツが劣化してしまっているということを正しく避けないといけません。
- 駐車場の環境で雨、紫外線を防ぐ
- 雨による錆を防ぐ
- バッテリー上がりを正しく防ぐ
- ガソリンタンク、キャブレターの劣化を防ぐ
など行うべきことが冬眠前にいくつかあります。
逆にすべてをできていれば無理に冬の通勤をバイクで行うことも必要ありません。
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