女性ライダーとしてデビューしたいという気持ちがあってもバイクの選び方で迷うという人も多いのではないでしょうか?

車種によっては男性のほうが向いているようなものもあるので、女性にも乗りやすいバイクの条件について今回は紹介したいと思います。

 

女性ライダーとバイクの排気量

 

女性ライダーの場合には駐車場の環境にもよりますが、バイクの取り回しのしやすさもかなり重要です。

特に

 

  • 駐車場が軽い坂になっている
  • 駐車場に段差がある
  • あるいは駐車場が狭い

 

というようなときには軽いバイクのほうが良いです。

ちなみに段差の上げ方については下のページでも解説をしています。

とはいえ平坦な駐車場ほど楽に入庫できないわけで、非力な人も多い女性にとってはバイクの排気量は意外と大きな要素となります。

おすすめは250ccクラスで、軽さとともに車検代もかからないのでコスト的にも女性向けではないかと思います。

高速道路に頻繁に乗るのであればパワー不足を感じることもあるかもしれませんが、街乗りメインであればまったく問題ありません。

 

バイクを段差で取り回しする4つの方法

 

女性ライダー向けのバイクのシート高

 

排気量とともに女性で選ぶときに重視して欲しいのがシート高です。

シート高は足つきの良さとも関係していて、転倒や立ちゴケの可能性を低くしてくれます。

とはいっても転倒することでバイクは上達していくのですが、厚底ブーツで歩行の安定感を失うような靴で無理にバイクに乗るよりもシート高を低いものにするほうが安全面ではおすすめできると思います。

足つきで乗って安全なバイクかどうかの見極めのポイントですが、

 

  • 普段バイクに乗る靴を履く
  • その上で候補のバイクに乗り片足が地面につくかどうかをチェックする

 

バイクは両足つかなくても良いのですが、信号待ちでは片足が最低つけば運転はできます。

つく片足ですが、かかとがつくのがより安全ですが、多くはつま先がつくかどうかで判断すると良いでしょう。

新車などでは試乗できることも多いので、背が高くないという女性は足つきを必ず確認して契約するようにしてください。

 

バイクでの厚底ブーツの意外なデメリットとは?

 

初心者の女性ライダーとバイクショップの選び方

 

意外と抜けてしまうのが購入するバイクショップ選びのポイントです。

個人的には女性のほうが車体価格の安さでショップを選んでしまう傾向が強いように感じるのですが、バイクは乗ることがなくてもパーツや消耗品も自然劣化していくのでメンテナンスにかかるランニングコストも視野に入れないと後で後悔しやすいといえます。

ショップ選びではいくつかポイントがあるわけですが、

 

  • 自宅、通勤場所などよくバイクで行く場所に近いエリアのショップが良い
  • ロードサービスのエリアの広いショップがおすすめ
  • 店長と相性の良い店がおすすめ
  • 店長はバイク好きであまり経済的すぎない人が良い
  • パーツリストの豊富な大手がおすすめ

 

バイクで店選びはどの程度重要?4つのポイントとは?

 

無難に考えれば大手チェーンが良いのですが、引越しや店舗閉鎖があっても系列店でサービスを受けることもできます。

個人店は突然閉店することもあって、しかもロードサービスは周辺しかないということもよくあります。

大手ではオイル交換がずっと無料というようなアフターサービスもありますので、長い目で見れば多少車体価格が高いとしても結果としては安くなるということも多いと思います。

 

初心者の女性ライダーとツーリング仲間の見つけ方

 

最終的にバイク選びはデザイン、好みで決めていくのが最も重要だと思います。

趣味性の高いとされるバイクは車よりも飽きはきやすいのですが、周囲の人の意見や人気車種かどうかで決めるとどうしても後悔しやすくなります。

 

バイク購入で後悔しやすい6つのポイントとは?

 

女性ライダーで購入後に悩みやすいのはツーリング仲間の見つけ方ではないでしょうか?

 

  • 周囲に女性ライダーがあまりいないことが多い
  • かといってSNSなどで紹介されている集まりは男性メインが多い

 

ということで1人の女性が参加していくのは多少敷居が高いようにも思います。

ただ私もツーリング仲間と出かけることもありますが、男性でも最初は1人でツーリングに行くというほうが実は多いのです。

旅先で他のライダーと出会うこともあるわけですが、無理に仲間を見つけようとしなくても良いと思います。

バイクに乗って音楽を聞きながら長距離を走るのもおすすめですし、あえて孤独を楽しむというのも良いのではないでしょうか?

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