バイクの高速道路での速度制限も法改正もあるのではっきりとわからないという人も多いのではないでしょうか?
バイクの速度制限については法改正で緩和されてはいますが、現実的に速度の出すのが難しいケースや車種もあります。
250ccバイクの高速での速度制限は?
以前は250cc以下のバイクだけ高速道路での法定速度が低くされていたのですが、現在は車と同様に100キロとされています。
ちなみに以前は80キロでした。
バイクの高速道路の法定速度が変わったのはいつ?
バイクの高速での法定速度が一律100キロになったのは2000年です。
- 2000年7月24日 道路交通法施行令の一部を改正する政令が公布
- 同年10月1日 施行
平成12年の2000年に法改正があったということになります。
バイクの高速での法定速度と制限速度
ただし法定速度は100キロでも高速道路によって制限速度というものがあります。
制限速度というのは高速などでよく見ることのある80というような標識です。
制限速度は法定速度よりも優先されるので、法定速度100キロのバイクでもこの標識のあるところでは制限速度以内で走行しなければいけません。
バイクと気候、条件による制限速度の変化
バイクと高速道路での制限速度では他に
- 雨
- 霧
- 対面通行
というような条件によって速度制限が下げられる区間というものもあります。
意外と見落としがちですが、この制限速度の変化もしばしば捕まる原因となることもあるので注意しましょう。
高速に入れるバイクの排気量と法定速度
現在の法律では高速を走ることのできるバイクの排気量は125ccからとなっています。
この125cc以上のバイクは高速道路ではすべて同じ二輪扱いとなり、法定速度は100キロとなります。
ただ上でもいいましたが、制限速度のある道路ではこのほうが優先されるので超えないように注意しなければいけないことは同じです。
側車つきバイクの法定速度は?
バイクといえば他に側車つきのものもあります。
厳密にいえば三輪とも見えるかもしれませんが、法定速度については二輪扱いとなり法定速度は100キロとなります。
ただ似たものでトライクは三輪扱いとなり、法定速度は80キロとなります。
バイクの高速での法定速度が上がった理由とは?
今回紹介しましたバイクの法定速度の上がった理由ですが、いくつか挙げられています。
- 車と法定速度が違うことでかえってバイクが危険だったため
- バイクの性能が上がってきたため
- 速度の出る外車バイクを日本の高速道路でもより走りやすくするため
バイクの安全性や外圧などが一般的に指摘される法定速度の上がった理由とされています。
バイクの高速での速度と安全な車間距離
ただ法定速度が100キロといっても速く走る必要もありません。
排気量が小さいと高速道路での振動などもかなり気になることも多いのではないでしょうか?
「250ccバイクで高速は怖い?怖さを感じない走り方とは?」
また速度を出すときに車間距離を取ることも重要です。
- 80キロ 安全な車間距離は80メートル
- 100キロ 100メートル
といった適切な車間距離も取るようにしましょう。
バイクの高速の事故といえば追突も意外と多いのでいざというときに回避できる車間距離を取るようにもしてください。
<スポンサード リンク>