バイクはメンテナンス不足だったりすればエンジンがかからないというようになってしまうこともあります。
忙しいときになかなかエンジンがかからないようであればかなりイライラしますので修理を検討している人も多いかもしれません。
ただエンジンがかからないというときには原因はいくつか代表的なものがあり、それぞれ修理代というのは大きく違うといって良いです。
バッテリーが原因でエンジンがかからないときの修理代
まずエンジンがかからないときに疑うのはバッテリーの劣化、電圧低下です。
一般的にバッテリーというのは走行距離5万キロあたりが寿命の1つの目安となりますが、長期放置や乗る頻度の少ないときなどではより早く寿命を迎えることもあります。
バッテリーの交換は自分でもできるというときにはバッテリー代だけで良いのですが、ショップに依頼すると1万5千円ほどになってくるでしょう。
それよりも安いバッテリーに交換するという人もいるかもしれませんが、品質レベルが低いものもあるのであまりおすすめしません。
プラグが原因でエンジンがかからないときの修理代は?
エンジンがかからないときには次にスパークプラグの劣化を疑います。
火花を飛ばしてエンジンをかけるパーツとなりますが、このプラグも劣化してエンジンがかからないというようになることが多いです。
プラグも走行距離1万キロほどが寿命の目安ですし、またバッテリーほど高価なものでもないのである程度気軽に交換するべきパーツとなります。
ショップに依頼しても2000円前後ですむことが多いでしょう。
エアクリーナーの汚れでエンジンがかからないときの修理代
メンテナンスをしていないとエアクリーナーも相当汚れていて、これによって混合気の濃度が狂ってエンジンがかからないということもよくあります。
このエアクリーナーをショップに出すと工賃は4000円前後のことが多いのですが、そう難しくもないので下のページを参考に自分でやってみても良いかと思います。
キャブレターの汚れとエンジンがかからないときの修理代
キャブレターもメンテナンスをしていないバイクほど汚れによる詰まりでエンジンがかからないようになりがちです。
放置期間が長いとガソリンが劣化し、ガソリンタンクからキャブレターまでの間が詰まっていてエンジンがかからないようになるということはよくあります。
その清掃方法というのは
- キャブレターを分解
- バケツなどに灯油を入れてキャブレターをつけおく
- ゴム製のものは灯油に絶対につけない
- しばらくして各部品を洗う
あとは乾かして分解と逆の手順で元に戻すだけでキャブレターの清掃は終わりです。
やってみればそう難しくもないのですが、自信がなければ分解作業ですのでショップに出すほうが良いでしょう。
このキャブレター清掃の工賃は1万円から1万5千円ほどとなることが多いのではないかと思います。
ただ長期放置をしていればガソリンタンク内も錆びているということもあります。
このタンクの錆も放置しているとやがてトラブルになる可能性はかなり高いので、この錆の修理もしなければいけません。
錆取りは手間がかかるので1~2万前後は見ておかないといけません。
自分でタンク内の錆取りをするのであれば下のページを参考にして欲しいと思います。
エンジンオイルの劣化とエンジンがかからない
メンテナンス不足であればエンジンオイルも寿命を迎えていることも多いかと思います。
走行距離3000キロなどで交換の目安時期を迎えるので交換してみても状態は変わるかもしれません。
エンジンオイルは走行距離がなくても紫外線で自然に劣化していき、6ヶ月ほど経過してもやはり交換時期となりますので注意してください。
エンジンオイル交換もショップに依頼すれば3000円ほどでそう高くもないのですが、自分でやってみてはどうかと思います。
エンジンがかからないときの修理代がショップによって大きく変わる?
バイクショップでも今回のようにエンジンがかからないときには原因がいくつか考えられるのでなかなか特定できないということもあります。
テスターやこのサイトでも紹介していますが原因の切り分け方法はいくつかありますが、適切にしないできないショップも存在します。
その場合には必要のない作業を余計にしたり、また交換しなくても良いパーツも交換することもあって修理代が高くなることもあります。
そのためなかなか外観では難しいのですが、ショップでも修理箇所を理論的に特定していけるところのほうが安くなることが多いとはいえます。
自分でエンジンがかからないを修理すればより修理代が高くなる?
おそらく誰でも簡単に交換できるといえばバッテリー、エンジンオイル、プラグ交換というところではないかと思います。
どれも一定の間隔で交換時期を迎えるもので今回一切を交換してしまっても良いのですが、実は今回のエンジンがかからないことはその他に原因があるということもあります。
この場合、自分で何となく交換していくと余計に修理代やパーツ代がかかるということもあります。
そのためテスターなども使える環境でなければはじめからショップに依頼するほうが適切に原因特定ができて、パーツ代も安くなることもあるでしょう。
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