バイクは対面販売よりも通信販売のほうがかなり安いというときもあります。
最初にかかる車体費用は大きいので通信販売でというように考えてしまうこともあるかもしれませんが、意外な落とし穴もあります。
通信販売のバイクのメリットとは?
まず通信販売でバイクを購入するメリットについて紹介します。
- ショップよりも値段が安いことが多い
- クーリングオフの適用となることもある
ショップでの対面購入ではクーリングオフの適用はありません。
しかし通信販売ではクーリングオフの適用となり、契約から8日や20日などの期間内であれば理由を問わないで一方的に契約を解除できるというようになります。
バイクを通信販売で購入するデメリットとは?
バイクというのはただ買って終わりではありません。
- バイク購入での車体ごとの特徴の比較
- 購入後のメンテナンス
- 車検
- 故障時の修理
などむしろ購入してからが重要といえます。
通信販売では車体が安いのですが、これらのアフターサービスがないことも多いので、結果としてバイクの寿命が短くなったり、何よりもバイクに安全に乗っていけないという不安が常につきまといます。
通信販売のバイクと保証期間
通信販売でも保証期間はありますが、通信販売ではこの保証期間は書類上はあっても現実的には適用できないことも多いです。
何かのパーツが劣化してしまうと走れないようになることもありますが、通信販売の企業と遠方であれば持ち込むこともできません。
このようになると現実的な対処法としては近くのバイクショップに持ち込むkとになるので、保証期間のある通信販売でもあまり安心できないといえます。
特に中古車の通信販売は危険?
バイクの中古車はまだまだブラックボックスといわれますが、その理由は
- 事故車であることを隠す
- 走行距離をごまかす
など不正があるからです。
中古バイクを購入した後に多大な修理費用がかかることも珍しくありませんし
買った後に実は走行距離をかなり走っていてすぐに調子が悪くなったり廃車しなければいけないようになるというようなこともあります。
新車であればまだしも、中古バイクはまず通信販売で購入しないほうが良いといえます。
現物を見てもプロでも良いバイクかどうかの見極めは難しいので、通信販売ではほぼ無理といって良いでしょう。
通信販売のバイクは近くの店でメンテナンス、修理してもらえない?
購入していないバイクショップでもメンテナンス、修理は見てもらえることもありますが、断られてしまうことも割合あります。
また仮に近くの店で見てもらえても
- サービスが購入者よりも割高の設定になっている
- そもそも購入者とサービス内容に差をつけられてしまう
というようなことも多いです。
バイクというのは基本的に購入した店でずっと見てもらうということになりますので、通信販売でなく対面にするべきといえます。
また対面でも信頼できそうな店長のいる店で購入するべきといえるでしょう。
バイクを買うべき店の条件とは?
バイクというのは上のようにメンテナンス、車検、修理という用事が出てくるのでまず近くが良いのですが、
- 自宅の近く
- あるいは通勤などバイクでよく行く場所の近くの店
- 大手チェーンなどオイル交換など無料のアフターサービスがついているところ
- 店長が信頼できそうな店
「バイクは個人経営店で買ってはいけない?その5つの理由とは?」
というようなところが良いといえます。
バイクは出先でいきなり不具合が出ることもありますが、ロードサービスの範囲の広いところが良いです。
やはりそれには大手チェーンが有利です。
また大手であればオイル交換がずっと無料のところもあり、購入時の車体費用は多少高くてもランニングコストで元が取れると思います。
通信販売でバイクを買っても後悔しない人とは?
初心者ほど通信販売では買わないほうが良いといえます。
通信販売で問題となりにくいのは上級車で、パーツの取り寄せから修理まですべて自分でできるというようなレベルの人だけといえるでしょう。
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