バイクではハンドルガード、ナックルガードをつけているという人を見かけることもありますが、どの程度の効果があるのかというように思う人も多いのではないでしょうか?
見た目はともかくとして今回はナックルガードの効果について解説したいと思います。
ナックルガードの効果とは?
ナックルガードを実際につけてみればすぐにわかりますが、
- 防風効果は多少ある
- ただし防寒効果はあまりない
というようになります。
もともとナックルガードというのは防寒用でなく、手が石や木などに当たることを防ぐものとなります。
そのため防寒対策としてそもそも設計されていないというのもその理由となります。
どうしてもナックルガードで防寒対策をしたいときには
- 面積の大きなものにする
- 風を遮断する率の高いものにする
- オフロード用のものは避ける
というようにしていくとより大きな防寒対策になるかと思います。
ナックルガードよりもハンドルカバー
防寒、防風ということであればまずハンドルカバーのほうがおすすめです。
- 高速ではもちろん低速走行時でも防寒対策を感じることもできる
- 真冬でも分厚いグローブまでは必要でなくなる
- 雨対策にもなる
ということで真冬はハンドルカバーがあるほうが良いと思います。
おすすめはハンドルカバーでも手が動きやすい自由度のあるものです。
中にはハンドル操作がしにくくなるようなタイプのものもありますが、手が中で動きやすいかどうかで購入を決めていくと間違いないと思います。
ハンドガードの取り付け方
ハンドガードの取り付けはそこまで難しくありません。
手順としては
- グリップに穴を開ける
- スロットルチューブのエンドをカットする
- ハンドガードに付属するバーエンドアダプター、マウンティングキットで固定する
というようなものとなります。
スロットルチューブのエンドはガードに干渉しないように5ミリ程度カットしておくと良いでしょう。
工具としてはカッターと六角レンチが必要となります。
六角レンチで基本的には強く締めて固定しますが、ネジの素材がアルミの場合には締めすぎれば良くありません。
最強の防寒対策はグリップヒーター
私は真冬にはグリップヒーターをつけています。
安いと1000円ほどのものもありますが、1万までで意外と簡単に取り付けもできます。
ハンドルカバーとグリップヒーターをつければかなり真冬のバイクの防寒対策は完璧に近くなると思います。
逆にグリップヒーター単独で使い、ハンドルカバーをつけないのであれば体感的にそう防寒対策にならないと思います。
風を遮って、しかも温めるということではじめてグリップヒーターの効果が出てくるというようにいって良いと思います。
電熱グローブの効果は?
グリップヒーターとともによく比較されるのが電熱グローブです。
機能としては電池式などで、グリップヒーターのように発熱することで防寒対策になるという方法です。
結論からいいますとかなり防寒効果はあるのですが、
- 分厚く大きいので半クラッチなど微妙な操作ができにくくなる
- 内蔵電池式であれば発熱時間に限りがある
ということでグリップヒーターのほうが見た目はともかくとして使いやすいとは思います。
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