バイクでは端子をつなぐケースのようなカプラーというパーツがいくつか使われています。
汚れ、雨などでも劣化してきて接触不良を起こすこともあり、このようなときには取り外しをして洗浄や交換をしなければいけないことも出てきます。
カプラーはただ引き抜くことで問題のないタイプもありますが、正しい外し方をしなければいけないタイプもあります。
ロックのあるタイプのカプラーの外し方
カプラーでもロックタイプのものもありますが、リテーラーというパーツのあるタイプもあります。
- ロックを起こす
- その後にカプラーを引き抜く
というようなタイプもあるのでいきなり引き抜いて良いタイプかどうかを確認しなければいけません。
固着したカプラーの外し方
長年バイクに乗っているとカプラーが固着しているので抜けないこともあります。
まずはロックタイプかどうかの確認が必要ですが、ロックタイプでなくても抜けないほど固着していれば力任せに抜くことはやめてください。
- カプラーの固着した箇所にマイナスドライバーを入れてみる
- シリコンスプレーなどを軽く吹き付けて潤滑させてから抜いてみる
このようにすれば軽く抜けるようになることもあります。
爪のあるカプラーの外し方
ロックと同じように爪のあるカプラーもバイクでは使われていることが多いです。
結論からいいますとこのタイプもいきなり引き抜くのでなく爪を持ち上げてから抜くようにしなければいけません。
ただ冬に作業をすれば爪が硬くなっていることもありますので、バイク屋ではドライヤーのようなもので軽く温めてから爪を起こすようにすることもあります。
カプラーとギボシが交換で欲しい!どこで購入できる?
カプラーとギボシの両方を購入するときには
- アマゾンでデイトナ製のコネクターセットを購入する
- 配線.comで購入する
というような方法があります。
カプラーは型番を確認するか、仕様の情報をいくつか確認すればメーカーサイトから直接取り寄せする方法もあります。
カプラー交換が必要なケースとは?交換方法も解説
通常あまり自分でカプラー交換をしなければいけないということも珍しいと思います。
電気系などで不良があってもバイクショップに持っていき修理してもらえば以下のようなカプラーの交換方法を知る必要もありません。
一応カプラーの交換するようなケースを紹介しておきますと
- カプラーが焼けた
- カプラーが原因で接触不良が起きた
- カプラーの汚れがひどく新品に交換する
- カプラーにオイルなどが付着して錆が出ている
カプラーの大敵といえば熱、水、汚れですが、これらが原因となって交換までしかければいけないようにもなります。
- 代替のカプラーを取り寄せする
- 古いカプラーを抜いて、新品に交換する
- 接触不良などが改善されたか確認する
というのが作業手順となりますが、カプラーがエンジンをかければ異常に熱くなるようであれば絶縁テープを巻くなどの処置を行うことも必要となります。
ハーネス一式交換とカプラー交換での対処
バイクのコネクターで接触不良が起きてバイクショップにいくとハーネス一式の交換が必要とされて数万というような異様に高い修理費が必要となることもあります。
このようにいわれるのはカプラーが入手できないのでハーネスから交換というようなケースが多いのですが、
- 安いハーネスをオークションで購入する
- 不良を起こしている配線のみをギボシで別の線に接続してしまう
というような方法もあります。
バッテリーの充電不良とカプラーの接触不良
急にバッテリー上がりのような症状が出るときには
- オルタネーター
- レギュレーター
- カプラーの接触不良
というようなところが原因ではないかと疑うことは多いです。
レギュレーターやオルタネーターの故障の症状というのはなかなかテスター計測しないとわかりませんが、上のようなページで簡単にチェックする方法を紹介しています。
両方が原因でないとなればカプラーを最後に疑うというようにしましょう。
カプラーはまず目視して、錆や汚れ、焼けなどを確認することでも不良の原因かどうかをある程度理解できると思います。
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