バイクはオービスでは捕まらないというように考える人もいるかもしれませんが、バイクも車と同様にオービスで捕まってしまうことはあります。

今回は都市伝説のようにいわれることもあるバイクとオービスについて解説をしたいと思います。

 

バイクとオービス検挙で必要な情報とは?

 

オービスでも前方、後方からと撮影ポイントが分かれていて、昔は前方からのオービスが多くてバイクはオービスに捕まらないという時代もたしかにありました。

オービスで検挙される条件としては

 

  • ナンバーの写真(バイクの特定)
  • ライダーの顔写真(運転者の特定)

 

という2つが必要となります。

車であれば前方のナンバーもあるので、オービスで前方から撮影されれば検挙となります。

しかしバイクの場合には後方からの撮影も必要ということがわかります。

 

バイクとオービス検挙での警察の対応

 

バイクでは

 

  • ナンバーが後方にあること
  • ヘルメットで顔も撮影できないこともあること

 

からオービスで検挙される可能性は低くなります。

ただしバイクでも絶対に検挙されないということでもなく

 

  • ETC、発売機などにカメラがついている
  • 何度もオービスに撮影されていて警察にマークされる

 

というようなケースもあります。

何度もオービスに撮影されるバイクは待ち構えられて現行犯となるケースもあります。

 

オービスにガッツポーズで捕まった事件

 

2012年にオービスに速度超過状態で何度もガッツポーズをして撮影されたライダーが捕まるという事件がありました。

この事件も流れとしては

 

  • 何度もその国道のオービスでガッツポーズをした状態で撮影されていた
  • 警察にマークされて、その日国道で待ち伏せされていた
  • 現行犯で捕まった

 

というようになっています。

 

ジェットヘルメットでオービス撮影によって捕まるのか?

 

フルフェイスであれば明確に顔を撮られることもありませんが、ジェットヘルであればどうでしょうか?

ジェットヘルであれば前方からの撮影ではまずはっきりと顔は写りますが、結論からいいますとあまり車ほど検挙される可能性は高くないといって良いです。

しかし上のようにマークされたり、ナンバーの特定もされれば捕まる可能性もあるとなります。

 

後方撮影のオービスはある?

 

前方からのオービスというのはよくありますが、最近は後方撮影もできるオービスというものもあります。

このようなオービスではバイクのナンバーも写るのでやや検挙の可能性も高くなります。

ETCレーンなどで顔を撮影されていれば理路上検挙されないともいえません。

今のところこの後方撮影ができるオービスの設置というのは都市圏に限られていますが、首都高ではあるとされています。

コスト的に設置が難しいのか、今のところは流通できていないようですが将来的にはどうかはわかりません。

 

他府県でオービスが光ったときにいつ通知が届くのか?

 

バイクでツーリングなどをしていて他府県でオービスを光らせてしまうということがあります。

この場合、通知が自宅に届くとすればかなりタイミングが遅くなり、忘れた頃に届くということが多いです。

3ヶ月後まで通知が届くこともあるので、いつまでも安心できない状態となってしまいます。

 

バイクでオービスよりも注意するべきこと

 

バイクと速度についてですが、バイクは転倒リスクも高く、また事故となればその被害も車と比較になりません。

まず自分のためにも法定速度には注意するべきとなりますが、バイクはオービス以外に注意するものもあります。

 

  • 白バイ
  • パトカー
  • 検問

 

これらはオービスと違ってバイクでも確実に捕まります。

 

バイクと検問!飲酒運転、二人乗り、マフラーについて解説

 

私も何度か捕まってしまったこともありますが、夜間では白バイやパトカーというのは後ろにつかれても気づけないこともあります。

 

バイクのオービス対策!レーダーも完璧ではない?

 

バイクのオービス対策としてオービスレーダーの設置を検討している人もいるかもしれません。

 

  • 機能としては完璧なものはまずない
  • 一般道では誤作動が多い
  • ステルスレーダーもあるので検知したときにはオービスをかわせない
  • 光電管タイプも検知しない

 

他にも白バイなども当然検知できませんし、値段も考えればあまり意味はないかもしれません。

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