自賠責保険、車検証などとともにバイクでは携帯しなければいけないのではと思うことの多いものに任意保険の保険証券があります。
任意保険の保険証券はバイクでも携帯するべきかについて解説をします。
任意保険の保険証券はバイクに携帯するべき?
法律上は任意保険の保険証券の携帯は義務とされていませんので、特にバイクに携帯する必要はありません。
- 任意保険の保険証券のコピーを携帯する
- 保険会社の事故時の連絡先の情報だけ持っておく
というようにすれば事故にあったとしてもすぐに連絡できるので問題はありません。
保険証券の原本をバイクに携帯することでむしろ盗難時にやっかいといえます。
私の場合には保険会社の連絡先を携帯電話に登録しているのでコピーも携帯していません。
任意保険の保険証券と車検証、自賠責の携帯
冒頭でもいいましたが保険証券以外に車検証、自賠責の書類も携帯しなければいけないとされています。
法律的にはこの2つの不携帯があれば罰金と点数の罰則が適用されています。
ただ実際的には車検証、自賠責についても原本を携帯しなければ検挙されるということは非常にまれで、バイク特有の事情を警察も理解してくれていることが多いです。
- バイクでは原本携帯で盗難のリスクもある
- 車検証と自賠責の原本があれば名義変更も簡単に行えること
このような事情もあるので、通常は車検証と自賠責のコピーさえ携帯していればまず検挙されるということもないでしょう。
そのため任意保険の保険証券の携帯はともかくとして、車検証と自賠責のコピーだけは絶対に携帯するようにして欲しいと思います。
バイクでの任意保険の保険証券の携帯方法
スクーターであればシート下にコピーした書類を入れておけば特に問題もないはずです。
しかしスクーターでなければ収納する場所がなくて困るということもあります。
リュックサックをかつげば良いようなものですが、腰痛の人には特に厳しいものがあります。
- ジッパー付きのクリアケースをサイドカバーに貼り付けする
- リアボックスに入れる
- シートの裏側に貼り付けする
というような方法で今回紹介しましたような書類は携帯することができます。
コピーでも良い書類しか基本的にはないわけですが、コピーでもなくすと気持ちが良くないのでしっかりとはがれないように貼り付けするようにしましょう。
バイクの任意保険の保険証のコピーの仕方
任意保険の保険証は特に携帯することでもありませんが、他の車検証や自賠責などの書類も携帯するので縮小コピーしたものを携帯するという人もいます。
このときにどこまでコピーしても良いのかということですが、明確な基準というものはありません。
ただ自賠責などをコピーするというのは
- 警察などを相手に書類が必要となったときにまずその内容を確認できるようにすること
- 原本が必要なときには後日提示できるようにすること
という意味があります。
つまりコピーに関してはその場で警察に内容を確認してもらえる程度までしか縮小するべきではないといえます。
ただ個人的には縮小しなくてもコピーして大きいと思えば折り曲げれば良いので、縮小コピーの必要性がどこまであるのかはよくわかりません。
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