バイクのマフラーというのは比較的劣化しやすいので消耗品ともいっても良いかもしれません。

長く乗るほどマフラー交換をする回数も増えてくるのですが、自分でマフラー交換をしない、できないというときにはショップに工賃を支払えば代行してもらえます。

ただマフラー交換では工賃に差があることも多く、相場としてはどの程度になるのかについて解説したいと思います。

 

バイクのマフラー交換の工賃はどの程度?

 

マフラー交換もですが、基本的にバイクの工賃というのは作業時間に比例して決まってきます。

マフラー交換であれば5000円から7000円といったところが工賃相場になってくるでしょう。

ただマフラー交換についてはこれよりも高い工賃になるショップも割合あるので、損をしてしまう人も多いのが特徴的です。

 

マフラー持ち込みで交換してもらうと工賃は高くなる?

 

マフラー交換の工賃を節約するときにしばしば使われるのがマフラーを別途購入しておいて持ち込みして、交換だけを依頼してしまうという方法です。

 

  • 自分の好きなマフラーに交換できる
  • マフラーといったパーツ代を節約できる

 

というメリットもありますが、工賃の金額の前に断られてしまうショップも多いかもしれません。

たとえば純正マフラーでないものを持ち込むと、それによって不具合が起きる可能性もあるのですが、その責任もショップは負わないといけません。

マフラーを持ち込みされてそこまで責任は負えないのではじめから受付しないということもよくあります。

またもし仮に社外マフラーを持ち込みして受付してくれても、工賃の相場は多少高くなることも多いです。

その理由としては何かあったときの補償代を含めて請求するというようなところにあります。

 

マフラー持ち込みでよくある工賃のトラブル

 

持ち込みマフラーでしばしばあるのがつけられないマフラーを持ち込みされてしまうことです。

この場合も作業をすれば工賃は発生するのですが、結果はつかないマフラーはやはり交換できません。

顧客側からすれば結果を伴わないのに工賃が発生することに納得できないのもよくわかりますが、ショップ側とすれば時間と労力をかけているので請求するのは当然といえます。

マフラーなどの持ち込みも確実につけられるものでなければショップに丸ごと依頼するほうが良いということもあります。

 

マフラー持ち込みでの交換作業を断られてしまう他の理由とは?

 

社外品でどうしても交換することでショップ側にリスクがあるというのもすでに説明した1つの理由ですが、他にもショップ側に断られてしまう理由もあります。

 

  • 解体屋などから入手した劣化したマフラーへの交換を依頼される
  • バイク自体を購入していない顧客の作業をすべて断るシステムになっている

 

などというようなときも断られてしまうこともあります。

持ち込みされるマフラーでも非常に汚いものもあるのですが、ショップによってはそのようなときに断るところもあるようです。

 

マフラー交換とキャブレター調整を同時にするときの工賃

 

マフラー交換とともにキャブレター調整も同時にしてもらうというときもありますが、キャブレター調整の工賃相場はマフラー交換よりもグッと高くなってきます。

またキャブレター調整というのも状態によってどこまで行うのかというのもあるのですが、最低でも

 

  • 2気筒 1万以上
  • 4気筒 3万以上することもある

 

というように気筒数でも工賃は変わってきます。

マフラー交換とともに行うと総額の工賃はかなりしてくるというのもわかるかと思います。

 

キャブ車とインジェクション車とのマフラー交換の違い

 

マフラー交換の工賃によっては自分で交換作業をしようという人もいるかもしれません。

マフラー交換だけであれば古いものを外して、その後交換すれば良いだけです。

しかしその後に不具合が出ることもありますし、車検義務のあるバイクであれば車検に通らないといったことも出てきます。

 

  • キャブ車      キャブレター調整が必要となり結構面倒
  • インジェクション車 インジェクションの調整範囲外になると設定変更が必要

 

インジェクション車とマフラー交換!セッティングは必要?

 

結論からいいますとキャブレター車の場合には調整しないといけない確率がインジェクション車よりも多くなります。

そのため特にキャブレター車であれば自信がない人にはマフラー交換を自分でするのはおすすめできないというようにいえると思います。

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