バイクのホイールの塗装を剥がしたいということも出てくるわけですが、塗装の剥がし方と、剥がした後に再塗装しなければいけないのかということは気になるところではないでしょうか?
塗装の材質などによっては剥がした後に再塗装しないと錆がすぐに出てくることもあります。
今回はホイールの塗装を剥がすことでよく質問されることをまとめて解説したいと思います。
バイクのホイールの塗装剥がしの液剤はどこで手に入る?
簡単なところでいいますとホームセンターのペンキコーナーなどに塗装剥がしの薬剤があります。
値段は1000円まででいくつか種類もあるはずですが、どれも内容としては大差ありません。
バイクホイールの塗装剥がしの薬剤の使用上の注意点
塗装剥がしはかなり強い性質で、素手で触ってしまうと痛みを感じることもあります。
必ず使用上の注意をよく読み、その上で使うようにしていってください。
- ゴム手袋などをして塗装剥がしは必ず使う
- 手に仮につけばすぐに水で流して洗う
- タイヤにつくとゴムが溶けることもあるのでタイヤは外して塗装剥がしをする
というのはどの塗装剥がしでも注意したいところです。
バイクのホイール剥がしを綺麗に行う方法
多くの人は塗装剥がしを綺麗にしたいので、どの薬剤だと綺麗にはがせるのかということはかなり気にします。
しかし塗装剥がしの薬剤はどれも似たような成分なので、薬剤自体によって綺麗さというのはそう変わりがありません。
問題なのは塗装剥がしにどこまで手間をかけるのかということが結果に違いを生むということです。
ホイールの塗装剥がしを綺麗にするための方法ですが、
- 塗装剥がしをホイールに塗る
- その後サランラップを巻くことで塗装剥がしが揮発しないようにする
塗装剥がしというのは塩化メチレンを含むものが多いのですが、揮発しやすいわけです。
そのため同じくパラフィンを入れることで揮発を遅らせるような仕様になっていることが多いのですが、それでも揮発します。
揮発すると剥がす効果がなくなるのでサランラップで巻くというような作業も行うようになります。
塗装剥がしは自分でやるのはかえって損?
他にも塗装剥がしの方法としては薬剤でなくサンドペーパー、ワイヤーブラシなどを使うような方法もあります。
塗装剥がしの薬剤と合わせて丁寧にはがすということであれば両方とも必要となりますが、手間と費用を考えるとはじめから外注に出したほうが効率が良いと思います。
ホイールの塗装剥がしの相場は1本で3000円~4000円前後ということが多いので、大変そうに思えば近くの塗料屋さんに持ち込むようにしてみてください。
塗装剥がしの出来上がりも綺麗になるはずなので、そのほうが良いことが多いはずです。
塗装剥がしをせずに上塗りのほうが良い?
塗装剥がしを薬剤を使って行うときには上のように手間がかかりますし、失敗することも多いかもしれません。
自分には無理そう、でも工賃を出して頼めないというときには塗装剥がしをせずに上塗りするという方法もあります。
たしかに塗装剥がしの後の再塗装よりも出来上がりは多少気になりますが、すぐに上塗りしたと気づくほどでもありません。
なるべく手間をかけたくないというときには上塗りも検討してみてはどうでしょうか?
塗装剥がしの後に再塗装しないとすぐに錆びてくる?
ホイールの材質でもアルミニウムがメインだと剥がした後に再塗装しなくてもそう錆びてくることもありません。
ただ鉄メインになっていると非常に早い時期に錆びてくるようになります。
どうしても錆が嫌なときにはウレタンクリアといったカウル塗装剤を吹いておくと良いでしょう。
一番良いのは塗装屋さんに再塗装してもらうことですが、無理なときには簡易的に再塗装しておくようにします。
塗装剥がしと塗装は自分でやってもすぐに剥がれてくる?
塗装剥がし、再塗装を何とか自分でやってみてもしばらく走っていればすぐに塗装がはがれるということもあります。
ホイールというのは飛び石などで考えているよりも傷がつくものですし、そのために塗装も剥がれやすくなります。
また塗装すれば良いというのであれば良いのですが、ホイール塗装の耐久性も考えればプロに出すほうがかえって安くなるかと思います。
特に事情がなければホイールの塗装剥がしと再塗装はあまり自分でやるのはおすすめしません。
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