マフラーの不具合や劣化でも騒音値よりも大きくなることもありますし、車検のないバイクだとそのままある程度の期間走ってしまうということもあります。
ただ意外と公道で警察に止められたということも少ないかもしれませんが、騒音について規制値を超えるような整備不良で警察はどのように逮捕するような対応を取るのかについて今回は紹介したいと思います。
公道での逮捕と騒音測定器の設置
バイクの騒音規制については
- 定常騒音
- 加速騒音
- 近接騒音
公道となると加速騒音などは対象となりそうですが、
- 専門の測定器が必要となる
- 車間距離も正確に開けた状態で測定しなければいけない
ということで運転中の騒音測定は実際にはかなり困難とされています。
バイクの年代別の騒音規制と逮捕
また車でもいえるのですが製造時期によってたびたび行われてきた騒音についての規制変更にも対応しなければいけません。
騒音規制については年々厳しくなってきてはいますが、詳しくは下のページでも紹介していますが何度となく改正があったので警察も公道で把握して規制外かどうかを判断するのも結構大変だといわれています。
バイクの騒音違反と警察の逮捕の方法
ということでかなりの確率でバイクの騒音絡みで逮捕されてしまうときには
- 公道で明らかに爆音など騒音規制値を超えていると判断できる
- 測定器は現場にほぼないので警察署で測定する
- その結果を見て検挙する
というような段階式になってくるかと思います。
公道で騒音関係で捕まることはあるのか?
このように考えるとそう公道で捕まることもなさそうなものですが、実はそうでもありません。
いわゆる爆音を鳴らすようなバイクでもない普通のライダーでも捕まったことのある人を何人か知っています。
- マフラーが劣化していた
- サイレンサーが劣化していた
- バッフルを外していた
というように外観から判断されて信号待ちのときに警察に止められたという人もいます。
その後は上でもいいましたように警察署で騒音の測定となりますが、その検査で実際に捕まったとのことです。
罰金もついてくるのでかなり損をしたような気分となるようですが、その後さらにマフラー交換の費用もかかってくるので嫌な気分になるようです。
マフラーなどの騒音で車検だけパスしておけば問題ないと安易に考えるのは危険だと思っています。
警察の騒音による逮捕よりも重要なライダーのマナーとは?
騒音については近所から110番通報が入ることもあります。
その場合には近所に警察署に連絡が入り、
- 注意を受ける
- 測定器で騒音検査される
といったこともあります。
ただ通報されても反省しないという人もいるかもしれませんが、バイクにいたずらされてしまうということもあります。
車よりもこの点でバイクは騒音には注意しなければいけませんが、空吹かしなどは絶対にやめておくべきですし、暖機運転なども慎重に行ったほうが良いでしょう。
せっかく免許を取ってバイクも買ったわけで、気持ち良く乗れるようにしていきましょう。
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