エンジンがかからない、かかりにくくなるということはバイクではしばしば起こりますが、その原因の1つにスパークプラグが該当することはあります。
プラグが原因になっていて、その対処法をどのようにすれば良いのかについて解説をします。
プラグがかぶってエンジンがかからない!放置しても直る?
まずプラグがかぶってしまってエンジンがかからないようになってしまうということはありますが、このときに放置しても良いのでしょうか?
結論からいいますとかぶったプラグも放置すれば特に清掃などをしなくてもまた普通にエンジンがかかるようになることはあります。
ただ冬など気温が低いとなかなかかぶったプラグは乾きませんので、気長に待つことが必要となります。
プラグを外して清掃するのが最も早いのですが、外せないときには
- ガスコックとチョークをオフにする
- アクセルを全開にして固定しておく
- その状態でセルを長めに回す
というようにすることで空気がプラグに送られるのでより早く乾くようになります。
プラグは一度濡れると始動性はずっと悪くなる?
プラグは一度濡れると細かくいえば性能はいくらか低下してしまいます。
ただそこまで走りや始動性にこだわらないときには交換までする必要もありません。
清掃や乾かすということでそのまま使っても良いです。
プラグを外すことが可能であれば清掃方法としては
- 真鍮ブラシで磨く
- パーツクリーナーを吹く
- ストーブの近くにおいて乾かす
- ウエスで拭く
などでもある程度は綺麗になります。
一般的にはこの程度の清掃で十分にまだ使えることが多いはずです。
イリジウム製のプラグは清掃をしても性能が戻らないこともあり、エンジンがまだかからないこともあります。
その場合はプラグを新品に交換してしまいましょう。
神経質な人であればウエスで拭いて汚れが落ちないときには新品交換でも高くないので良いと思います。
プラグ交換後にエンジンがかからなくなった
プラグ交換後にエンジンがかからなくなるということもありますが、この場合はたいていがプラグ交換作業のミスです。
プラグキャップの差し込み順番を間違えていることが多いので、別のところにつけていないか確認しましょう。
プラグの火花が飛ぶのにエンジンがかからない!その原因とは?
プラグはどうも正常そうでもエンジンがまだかからないということはあります。
エンジンがかからないというのは10以上の原因はあるので、特定はなかなか難しいのですが代表的な原因からまず点検して確認していきましょう。
- バッテリーの劣化
- エアクリーナーの汚れ
- キャブレターの汚れ
まず3つはプラグの汚れとともにかなりよくあるエンジンのかからない原因といえます。
キャブレターの清掃は灯油で行いますが、特にエアクリーナーの汚れはすぐに工具なしでも行えますので清掃してみてください。
プラグを外して濡れているかの確認
プラグを外せる環境にあればプラグが濡れているかも確認しましょう。
プラグが濡れていないようであれば燃料が来ていないことがエンジンのかからない原因といえますので、
- 燃料コックが閉じていないか確認する
- キルスイッチが入っている
- 燃料ホースが詰まっていないか確認する
というようなところが原因となっていることが多いので、確認してみましょう。
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