もともとキャブレター車であったのをインジェクション化したいというような人もいるようです。
インジェクション化にはいくつかのハードルがあるので結論からいいますとこれらを超えないといけません。
インジェクション化する人は多いのか?
おそらく周囲にインジェクション化したというような人もまずいないというときが多いのではないでしょうか?
ネットで見ても正確な情報はあまり出てこないといえます。
インジェクション化するにはハードルが高いのでそこまでしないという人が多いためです。
インジェクション化しない人が多いのはなぜ?
インジェクション化の方法については後述しようと思いますが、
- 技術的に大変
- 時間がかかる
- お金がかかる
- さらにインジェクション化が成功するとは限らない
というような壁があるからです。
場合によってはバイクの乗り換えのほうが費用と労力とを考えれば早いと感じることのほうが多いかもしれません。
インジェクション化はバイク市場の流れ
車にもいえますが排ガス規制が2008年以降になってかなり厳しくなりました。
それもあってバイクもインジェクション化が進みました。
ほぼ原付もそれ以外のバイクでも同じような時期にインジェクション化される流れになりましたが、インジェクション化によって
- 始動性が良くなる
- 修理に技術力がより求められる
- バッテリーが上がると押しがけではエンジンがかからない
というような違いがあります。
バイクのインジェクション化の方法
キャブレターからインジェクション化するときに必要なこととしては
- ECUの書き換え
- フライホイールローターの吸気センサーなどのECUとの調整
などがまず必要となってきます。
ECUというのはバイクに搭載されているコンピューターのことですが、これによって車体各部にあるセンサーからの情報を解析し、
- 最適な燃料噴射
- 噴射時間
- 点火タイミング
などを決めます。
その情報をもとにして燃料供給などが行われるのですが、ECUはバイクの頭脳ともいえるような重要な役割を果たします。
社外品を使うことでこのECUの書き換えはできるのですが、その調整などは簡単ではありません。
またフライホイールローターの調整もエンジンの交換のほうが早いと思います。
ここまで調整できたと思っても実際には不具合が出ることも多いので、その後もトライ&エラーを繰り返すことになります。
おそらくバイクショップに依頼してもインジェクション化は受けてくれないことも多いでしょうし、工賃も新車の値段とそう違わないレベルになってくるでしょう。
そのため冒頭でもいいましたがインジェクション車に乗り換えするほうが良いといえます。
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