インジェクションも清掃をできればしていったほうが良いのですが、ときどき清掃方法を間違えて不具合を起こしてしまう人も出てきます。

車種にもよりますが相性の良くない清掃方法もあります。

 

インジェクション清掃の効果とは?

 

インジェクション清掃もやはりある程度の期間ごとに行うことが必要となりますが、その効果としては

 

  • アイドリングの安定化
  • 始動性が良くなる

 

といったようなものなどがあります。

 

インジェクションVSキャブレター!清掃頻度はどっちが短い?

 

キャブレターであれば最低でも3万キロは清掃などのメンテナンスは必要ないということが多いです。

しかしインジェクションはそれよりも短い走行距離で清掃することが必要となることも多いです。

 

燃料添加剤によるインジェクション清掃

 

ホームセンターでもインジェクション清掃用の燃料添加剤がいくつか売られています。

使っても問題もない車種もありますが、状態によっては

 

  • 白煙が止まらないようになる
  • ノッキングが出るようになる

 

などの不具合が出てくることもあります。

個人的には添加剤によるインジェクションの清掃はおすすめしません。

 

アイドリングの不安定と清掃

 

インジェクションの汚れがきつくなってくるとアイドリングが不安定になってくることもあります。

インジェクションのノズルに汚れがついてきていることが多いのですが、低回転でよく走る人に多い症状です。

この場合にはノズルを簡単に拭き取るだけでも症状がすぐに改善することもあります。

 

インジェクションで汚れやすい箇所とは?

 

最も汚れやすいのはインジェクターの穴です。

ここがブローバイガスの混入などで詰まるようになってきます。

 

インジェクション清掃の方法

 

インジェクション清掃の手順を紹介しておきます。

 

  • まずはインジェクションの分解
  • ガソリン供給ホースを外す前にタンクのキャプを開けて内圧を下げる
  • デリバリーパイプごとインジェクションを外す
  • ウエスなどで拭き取る
  • 元に戻す

 

文字にすると簡単なようですが、内圧を下げるのを忘れるとガソリンが噴き出すなど失敗してしまうこともあります。

また清掃を何年もしていないと固着していてなかなか取れないようなこともあるでしょう。

ただあまりメンテナンスに自信がなければはじめからショップに持ち込むほうが良いかもしれません。

 

インジェクション清掃の工賃の相場とは?

 

インジェクション清掃を自分でやると不具合を出してしまうということもありますので、ショップに依頼してしまうという人もいます。

しかし見積もりを取っていくと意外と工賃が高いということが多く、1本4000円ということも少なくありません。

ちなみに交換をしてしまうと1本1万円はかかってしまいます。

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