バイクのホイール塗装をしたいというときもあるかと思います。
塗装はそこまで難しくありませんが、タイプによって塗装方法を変えていくべきタイプもあります。
自信がなければはじめから業者に依頼したほうがきれいに仕上がりますが、その料金相場についても解説したいと思います。
自分でホイール塗装をすればすぐのはがれる?
ホイール塗装というのはレベルによってはがれるスピードがかなり違います。
自家塗装でも長くきれいなままの人もいますが、すぐにはがれてしまう人もかなり多いといって良いです。
ホイールには熱が加わるのでそれですぐにはがれるというようになってしまうといえます。
また走行中に砂、石が飛んでくる箇所なので塗装はタンクなどと違ってはがれやすいといえます。
あまり自信がない、丁寧にホイール塗装する時間がないというときには業者に依頼するほうがまず良いといえます。
ホイール塗装の前の下準備をしよう
ホイール塗装は下準備も必要です。
細かい傷や錆が出ていることもあるので、その処理をしたほうがきれいに塗装できるのです。
- ホイールの汚れ、錆をヤスリで取る
- パーツクリーナーでホイールの油分も除去する
- 耐水ヤスリでさらにホイールの下準備をする
汚れ、錆、油分を準備の段階で取ってしまいましょう。
これが完成後の塗装の仕上がりにも影響してきます。
ホイール塗装の手順と方法
ホイール塗装は何度か上塗りしなければすぐにはがれてしまいますし、また完成後の仕上がりも良くありません。
丁寧にホイール塗装をするには以下のような手順を行います。
- マルチプライマーでホイール塗装の下塗りをする
- タッチアップペンなどで塗装する
- 最後にウレタンクリアを吹く
最後のウレタンを省く人も多いのですが、このウレタンで塗装の持ちも違ってきます。
ホイール塗装できれいに塗るコツとは?
ホイール塗装ではきれいに塗るコツのようなものもあります。
- ホイールの中心にシャフトなどを通してホイールが回る状態で塗装する
- ウレタン塗装の後温かい場所で3日ほど放置してから磨きに入る
ウレタン塗装の後だいたい50、60度ほどの温度で焼きつけを行います。
このときにストーブの前に置くと塗装がダメになるので注意してください。
ファンヒーターなどをつけた部屋に放置するような方法で問題ありません。
ホイール塗装ではタイヤを外すべき?
一般的にはホイール塗装ではタイヤを外して行います。
これはいくつかの理由があって
- ホイールの塗装が不十分になる(特に内側)
- ホイール内側の錆が取れない
- ホイールの汚れが取り切れないので塗装がきれいにできない
ホイール塗装では汚れ、錆を取るなど下準備のほうが重要ともいえます。
タイヤに塗装がついてしまうということをイメージする人は多いのですが、タイヤをつけたままだと塗装の仕上がりが悪くなるというデメリットのほうが大きいかもしれません。
どうしてもタイヤをつけたまま塗装するのであればマスキングだけはしておきましょう。
ただマスキングするのもタイヤを外すのと同じくらいの手間と時間がかかります。
そう考えれば仕上がりの良いタイヤを外して塗装というほうが良いのではないかと思います。
ホイール塗装の工賃や費用はどの程度?
ホイール塗装は安いと1本5000円~1万円程度でも代行してもらえます。
開きがありますが、安いときには
- タイヤ
- ムシ
- バルブ
などホイールを外して持ち込みしたときの費用です。
そのまま持ち込むと単色塗りで1本1万というのがだいたいの相場といえます。
ちなみに自分で塗料を買ってやれば2000円前後でホイール塗装できますが、差額が業者の工賃といえます。
手間と仕上げの良さを考えれば最初から依頼してしまうというのも1つの考え方ではないかと思います。
ホイール塗装の耐久性
業者にホイール塗装を出すときには
- ウレタン塗装
- 粉体塗装
- ウレタン焼き付け塗装
などというような工法の種類があります。
一般的にホイールへの石などを考えれば粉体塗装の持ちが一番良くなります。
ただ粉体塗装でもダイヤモンドコートのほうがさらに耐久性は良くなります。
粉体塗装というのは石などの衝撃には強いのですが、欠点としてブレーキ回りの溶剤に弱いことがあります。
ダイヤモンドコートではこの溶剤への耐久性も確保できます。
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