バイクはある程度の期間乗ると乗り換えを考えてしまうこともありますし、またバイクの状態によっては乗り換えを考えないといけないことも出てきます。
最近のバイクの品質はかなり高くなってきていてそう寿命を迎えることもなくなりましたが、バイクの乗り換え時期をいくつかのパターンに分けて解説したいと思います。
バイクの乗り換え時期と寿命
乗り換え時期といえばバイクの寿命や走行距離の限界というところが関係してくるというように考える人は多いのではないでしょうか？
ただ実際にはバイクを完全な寿命まで乗るという人のほうがはるかに少ないといっても良いです。
一般的によくいわれるのはバイクの寿命は10万キロ前後ということですが、実際に10万キロで走れなくなるということでもありません。
10万キロ前後で修理費の大きな故障などが起きやすいということでいっそのこと乗り換えしようというように考える人が多いということです。
- タペット音
- 出力の低下
- オイル上がりの症状が出る
- 燃費や始動性の悪化
- エンジン音で金属音などの異音が出る
- 吹き上がりが起きるようになる
これらはエンジンのオーバーホールなども必要となってきたり、エンジンの交換もときとして行うことも出てきます。
その修理費の金額が大きいことで古いバイクにお金をかけるよりも、新しいバイクに乗り換えをしようというような考え方で寿命といわれるわけです。
極論をいえば10万キロでなく20万キロでも調子の悪くなったパーツの交換などを行っていけば十分に寿命でもなく走っていけます。
バイクの乗り換え時期での考え方とは？
私もバイクショップの経営をしていますが、乗り換えを考える人の基準としては下のようなものがあります。
- 単純に別のバイクに乗りたいと考えるようになったため
- お金に余裕ができてより満足できるバイクに乗りたくなったため
- バイクの型式で新しいものに乗り換えたいため
- 新車の試乗や知人のバイクに乗り、そのバイクが欲しいと思ったため
- 修理費やパーツ交換の費用が大きくなったため
- 走行不能となったため
- 燃費などランニングコストやパフォーマンスが悪化したため
- 盗難されてしまったため
大きくいえばこのようなきっかけで乗り換えを検討する人が多いと思います。
ちなみに私もバイクの乗り換えは何度となくしていますが、最初に乗り換えをした理由は2つめのお金に余裕ができてというパターンです。
最初にローンをつけて買った学生時代のバイクの性能に飽きたので、もっと出力の高いバイクに乗りたくなったからです。
最初のバイクには3年ほど乗りましたが、その後のバイクも同じような年数で乗り換えしてきました。
ただ30代に入れば6年ほど同じバイクに乗るようになり、40代になれば気に入ったバイクだけ数台手元に持つようになり40代ではまだ乗り換えはしていません。
だんだんと乗り換えの頻度も下がり、年齢とともに落ち着くようになったともいえます（笑）。
一般的な乗り換えの理由を聞いていく中で、意外と少ない理由が走行不能というものです。
上でもいいましたが最近のバイクほど走行できなくなることも少なくなったというのもあるでしょう。
- 若い人の最も多い乗り換え理由は別のバイクが欲しくなった
- 年齢がいくほど修理費、パーツ代がかかり乗り換えのほうが良さそうに思った
というように年齢層で最も多い乗り換えの理由も違うというように感じます。
別のバイクに乗りたい！すぐに乗り換えするのは我慢するべき？
特に若い人ほど多いのが今のバイクに飽きたり、別のバイクに無性に関心を持ってしまうということです。
この場合どうしてもバイクに乗り換えしたいという気持ちが非常に強くなり、自分でも我慢できなくなるということもあるでしょう。
私も何度か経験していますが、年齢がいくとこのような理由で乗り換えしたくなることも少なくなってくるので今だけの傾向ともいえます。
家族もいれば反対されてしまいますし、無駄使いともいわれるかもしれませんが、お金や生活との兼ね合いで乗り換えするかどうか決めていくようにしてほしいと思います。
趣味性が高いバイクで乗り換えをすることに反対されるのもやむを得ないですし、客観的にみれば反対も当然かもしれません。
そのため
- バイクを乗り換えしても生活やお金に支障は出ないかどうか？
- その乗り換えしたバイクに少なくても3年～5年は飽きない自信があるかどうか？
というような観点から乗り換えしても良いかどうかしばらくできるだけ冷静に自分と向き合うようにしてください。
また可能であれば2～3ヶ月でも良いので乗り換えを我慢して、その後でもまだ乗り換えしたい気持ちがあるのかどうか自分のそのバイクへの本気度も確認してみてから契約を決めて欲しいと思います。
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