バイクに乗っていない人からすればバイクは危険で危ない乗り物とよくいわれてしまうかもしれません。

私も家族、知人から何度となくいわれてきたことですが、実際にはどの程度車などと比較して危ないのでしょうか?

 

バイクが危ないといわれる理由

 

バイクが危ないとされる理由ですが、多くの人も知っているように以下のような理由からです。

 

  • 車と比較した体が外にむき出しになっている
  • 二輪なので四輪よりも安定性に欠ける
  • 原付は別として速度も出てしまう
  • 無茶な運転をするライダーもいる
  • 峠などで危険運転をするライダーが多いとイメージされている

 

実際に大半のバイクでの事故というのは運転次第ともいえるのですが、体が外に出ていて二輪という観点はたしかに危ないといっても良いでしょう。

私も何度か事故はしていますが、ちょっとした事故でも大きな痛い思いをしなければいけないこともあります。

 

バイクは危ない?車の事故件数と比較

 

バイクの死亡事故の件数を見ますと他の車両よりも突出して高いのは右直事故です。

 

  • バイクが直進していて、右折車両と事故をする
  • あるいはバイクが右折しようとして直進車と事故をする

 

というパターンです。

バイクというのは車よりも小さく見えるので直進車と事故になりやすいというのもありますし、交差点付近で車の脇をすり抜けして事故をするというようなことも多いのではないでしょうか?

逆にいえばこの右直事故に注意して交差点を慎重に走ればそう他の車両よりも死亡事故が多いともいえなくなるということです。

 

バイクはどのような道路の事故が多い?危ない?

 

他に道路の形状によってもバイクの事故が特に多い箇所もあります。

 

  • 交差点
  • カーブ

 

交差点は死亡事故も多いわけですが、カーブでもスリップや対向車との接触などもありえるので事故が多い場所となります。

 

マンホールは危険?カーブ中のマンホールの対処法も解説

 

カーブでよくある事故としては速度を落としきらないままカーブに入り、対向車線にまで出てしまって対向車と接触という事故が特に多いとされています。

速度は特に若いライダーが出しやすい傾向にあるといえますが、バイクでは速度の出しすぎには注意するべきといえます。

 

バイクの危ないを回避する服装、装備

 

バイクで事故をしやすい人を見るとかなり軽装なことが多いです。

バイクに乗るときの服装は転倒を前提にしたものでないとアドバイスされますが、免許を取ればだんだんと面倒になって服装も軽装になっていくのかもしれません。

しかし転倒や事故をすれば服装に命を助けられることもありますので、バイクが危ないと思いつつ乗るのであれば服装にも注意して欲しいと思います。

 

バイクが危ない!メンテナンスも漏れないようにしよう

 

またバイクで事故を起こす人はその多くがメンテナンスを適切にしていないということが多いです。

エンジンオイルの交換、チェーンの遊びの点検や注油、ブレーキパッドの交換など走行距離、経過時間によってメンテナンスしていかないといけません。

 

バイクのメンテナンスの頻度!距離と時間別の解説

 

ブレーキなどは特に事故と直接関係しますのでメンテナンスは必須といえます。

車検のないバイクはこのメンテナンスがまったくされていないことも多いので、メンテナンス不足もバイクが危ない状態になる大きな原因といって良いでしょう。

 

バイクは本当に危ない?死亡率が高い?

 

上のような統計なども見ていきますとバイクが危ないといわれるのは

 

  • 右直事故などバイク特有の事故の多い箇所で慎重さが足りない
  • 速度の出しすぎ
  • メンテナンス不足

 

などということで危ないといわれる大半は自分の責任ということです。

実際私も若いころは速度を出す傾向にあり車と大きな接触事故も何度かしています。

骨折もありますが、そのときから速度を出すのが馬鹿らしくなり、それ以後は何万キロ走っても事故はしていません。

最近は転倒さえもまったくしていません。

こう考えれば事故はたしかに相手もありますが、大半はバイクの事故も自分の意識といって良いです。

そのためバイクが危ないといわれるその本当の理由というのは、その大半が自分にあるといっても良いのです。

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