バイクでも駐車場に屋根がないというようなときには鍵穴の錆が気になることもあるかと思います。
鍵穴が錆びればキーがささらない、回らないといったこともあるかもしれませんが、バイクの鍵穴の構造から解説をしていきます。
バイクの鍵穴とシャッター
昔のバイクは常時鍵穴がむき出しになっていましたが、最近のバイクはその多くがシャッターがついています。
基本的に駐車中にこの鍵穴のシャッターを閉めておくとそう錆びてくることもありません。
ただこのシャッターはもともとホコリ対策で水対策ではありません。
そのため雨ざらしであれば鍵穴の中に水が入らないというほどでもありません。
バイクの鍵穴と錆対策
メーカーも鍵穴の錆にはもともと十分注意して設計しています。
- 鍵穴や鍵をステンレス製にしていることもある
- グリスを塗っていて錆対策をしていることが多い
アルミ製の鍵穴なども存在しますが、グリスがあるのでそう簡単には錆びないとまずいって良いです。
鍵穴の不具合が出てくるのはそのグリスの枯渇したタイミング以降といえるかもしれません。
鍵穴にCRCを吹き付けてはいけない?
鍵穴の調子が悪くなると潤滑しやすくするためにCRCを吹く人もいますが、まずやめたほうが良いです。
たしかにCRCでそのときは回転しやすくなるので調子が戻ったように感じるのですが、
- 内部のホコリやゴミと油が混ざる
- それがヘドロのようなペースト状になって固着する
- CRCが固まると鍵穴の状態が余計に悪くなる
というようになることもあります。
このようになると鍵穴自体の交換をするしか方法がなくなるので費用が余計にかかるというようになってしまいます。
CRCも含めてオイル系の潤滑油は鍵穴には使わないようにしましょう。
バイクの鍵穴に使える潤滑剤とは?
もにバイクの鍵穴の潤滑が悪いようであれば
- 鍵穴専門の潤滑剤
- パーツクリーナー
などオイル成分のないものを使用するようにしてください。
バイクの鍵穴と洗車
バイクは洗車とともに適切にメンテナンスをしていかないといけません。
洗車では結構な水をバイクに使うのですが、こと鍵穴に関しては洗車前にテープで塞ぎ水が入らないようにしなければいけません。
洗車後にバイクの状態がおかしくなるということはしばしばあるのですが、
- 鍵穴
- マフラーの排気口
はしっかりとテープで塞ぐようにしましょう。
他にも洗車では水はバイクの前方から、上からかけて、後方や下からかけないようにするなど注意点もあります。
また高圧洗浄器を使ってはいけないパーツもあるので、あまり洗車に自信がなければ上のページの内容は最低限目を通しておいて欲しいと思います。
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