マフラー交換などをしようというときにガスケットが取れないということもしばしばあります。
このようなときにガスケットをきれいに剥がす方法について解説をします。
マイナスドライバーを使ってガスケットを取る
まず誰でも一度はしたことのあるガスケットの取り方といえば
- マイナスドライバーでこじ開けるようにして外す
- 千枚通しでこじ開けるようにして外す
- リムーバーという工具を使う
- ゴムハンマーでガスケットをたたき外す
ガスケットでも激しく固着していなければこのような方法でも取れるかと思いますが、そうもいかないときには今から紹介していきますように液剤に頼らないといけません。
CRCで拭いてガスケットを外す
シリコンスプレーを吹き付けでガスケットを外すという人も多いかもしれません。
- シリコンスプレーを吹き付けする
- 浸透させる
- マイナスドライバーでガスケットを軽くたたく
- 取れやすくなれば外す
という手順となります。
一般的にはこのCRCを使った方法でかなりのケースでガスケットは取れるのですが、それでも取れないこともあります。
筒状のガスケットはCRCで取れない?
金属のような筒状のガスケットは特に取れにくいといえます。
通常のタイプのガスケットは上のようなCRCによる取り方で問題がないことも多いのですが、筒状の場合には
- マイナスドライバーハンマーで叩く
- それでも取れないときにはマフラーを裂くようにして取る
というようにします。
かなり力業ですが、どうしても取れないときにはこう剥がします。
この筒状のガスケットはこのように取れにくくなることが強く予想されますので、取り付け時にはグリスを塗っておくほうが良いでしょう。
ガスケットリムーバーでガスケットを剥がす
CRCでもどうしてもガスケットが取れない、剥がれないときにはガスケットリムーバーがおすすめです。
アマゾンなどでも購入できますし、私も何度か購入して実際に使っていますが、よく取れると思います。
- スプレータイプで全体に浸透させやすい
- ホイールの塗装も落とせる
- ガスケットを溶かして外すという作業になる
塗装も落ちるということで強力な薬品でもありますので、デメリットは手などにつくと大変ということです。
私も一度手についてしまったこともありますが、すぐに洗剤で手を洗いました。
使うときに体につかないようにすれば大変便利で使える商品だと思います。
ゴム製の手袋は必ず使うようにしていってほしいと思います。
液体ガスケットをつけてガスケットが剥がれない!どうすれば取れる?
液体ガスケットは差し込む感じがガバガバでなければそうつけなくても良いのですが、つけてしまうと取るときになかなか剥がれないということはよくあります。
この場合も
- マイナスドライバーではがしつつ、たたく
- そして引っ張って取れるか確認していく
- それでも取れないときにはガスケットリムーバーで溶かす
というようにします。
ガスケットリムーバーは上でもいいましたが強力な薬剤ですので、手や塗装につかないようにしてください。
塗装も簡単に取れてしまうので塗り直しが必要となってきます。
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