バイクのガスケットを交換するときにガスケットの向きが正しいかどうかは気になるところではないでしょうか?
ガスケットはマフラー、エンジンといくつかバイクにはつけられていますが、ガスケットの向きを間違えないようにする方法について解説をします。
サイレンサーのガスケットをつける向き
サイレンサーのガスケットでは四角の形のものが多いかもしれません。
まずこのサイレンサーによくある四角のガスケットの向きについてですが、四角のものについては裏表というのはありません。
そのため特に向きの間違いは気にする必要もありません。
台形のガスケットの向きとは?
台形、鉢状の形のガスケットもありますが、これも向きを間違えることは少ないと思います。
向きを間違えていると設置できないようなタイプが多いからですが、入れば向きの間違いなくガスケットをつけることができているというように考えて良いです。
丸形ガスケットの正しい向きとは?
ガスケットの向きという意味では丸形のものが最も間違いやすいといえます。
この丸形のガスケットでは古いガスケットを取り外すときに向きをまず確認して、覚えておくべきといえます。
盛り上がっている面のあるガスケットの正しい向きとは?
この他、ガスケットでは
- 片側が山のように盛り上がっている
- もう片方は平面になっている
というような形ですが、正しくは平面のほうをエンジンに向けて取り付けするようにします。
溝のあるガスケットの正しい向きとは?
この他、溝のあるガスケットもあります。
片方は平面で、もう片方には溝が入っているというタイプですが、特にこのタイプには向きというものはありません。
ただこのタイプでは溝のあるほうをシリンダーヘッドに向けて取り付ける人が多いようです。
どちらでも良いのですが、気持ちの問題といえます。
ガスケットの取り付け方法
ガスケットの取り付けでは向き以外にも迷うところは多いと思いますし、聞いた人によって答えも違うということもよくあります。
- ガスケットの取り付けでは脱脂してからが基本
- ガスケットにオイルをつければオイル染みが出てくることもある
液体ガスケットを塗っておいて、外すときに楽にはがれるようにするという人もいますが、基本的には必要ありません。
ガバガバなときにだけ使用すれば良いので、通常は液体ガスケットまではいらないという形になります。
オイルをつけることについても取るときに楽にできるようにということでかえってパーツの機能を損ねるのは良くありません。
取るときのことはまず考えないで、パーツの機能を果たせるように取り付けるのがまず基本といえるでしょう。
またマフラー箇所のガスケットの取り付けではグリスをつけるということもあります。
この箇所ではかなりの高温となるので、グリスでもモリブデングリスをつけると良いでしょう。
- グリスで固着を防ぐ
- 錆を防ぐ
- ガスケットにグリスを塗ることで漏れを防げる
というようなところがメリットとなります。
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