バイクのバッテリー交換などを行うときにはそれぞれの価格差がかなりあることがわかります。

価格が高いほど品質が良いのは何となくわかりますが、どのような機能の違いがあるのかよくわからないという人も多いのではないでしょうか?

またバッテリーの価格はどの程度のものを購入すればまずまず無難なのかについても紹介したいと思います。

 

バッテリーの価格差の理由や原因とは?

 

バッテリーの価格差といえば5倍以上となることも珍しくありません。

まずよくあるこのバッテリーの価格差の違いの理由について列挙していきますと

 

  • 材質の違い
  • 容器の材質が安物かどうか?
  • 一区画あたりの極板の数の多寡
  • 極板の大きさの違い
  • 使われる鉛の量が違う
  • 製造や出荷時のチェック項目の多寡
  • パッケージや説明書にコストをどこまでかけているのか?
  • 流通経費の違い
  • 保証期間の長さの違い

 

このような理由や違いというのはバッテリー価格差の代表的なものといって良いです。

極板の役割についてですが、バッテリーの中心的な役割を果たし、これがダメになると突然エンジンが始動しなくなったり、動かないようになります。

極板は多く、かつ大きいものが品質の良いバッテリーといえますが、外観から見極めるにはバッテリーの重さを比較すれば良いです。

基本的に重いバッテリーほどこの極板がしっかりとしている品質の良いものといえます。

 

バッテリーの価格差と購入しないほうが良いバッテリーとは?

 

後述もしようと思っていますが、バッテリーの価格が高いものでもバッテリー上がりを防ぐことはできません。

バッテリーでも特にあまり良くないバッテリーというのは

 

  • 海外製の安物バッテリー
  • 中古の安物バッテリー

 

などです。

中程度の価格のバッテリーであればそうトラブルもないわけですが、このような安物バッテリーは寿命も短く、出先で突然バッテリートラブルに見舞われる確率も高くなります。

その1つが極板トラブルによるもので、極板の少なさと小ささによってバッテリーの機能を果たさないようになるということも多くなるわけです。

逆にいえばこのような安物バッテリーを避ければあとのバッテリーの価格差はそう気にする必要もないというようにいえます。

 

バッテリーの価格差と機能や性能の違いとは?

 

ではバッテリーの価格差で機能的にどのような違いがあるのかということですが、バッテリーの価格が高いものは

 

  • 検品が厳しいので不良品が少ない
  • 極板がしっかりとしていてバッテリートラブルが少ないこと

 

というところに違いがるといっても良いです。

上でもいいましたが高いバッテリーだからといってバッテリー上がりが起きないというわけでもありません。

ただし

 

  • バッテリー上がりまでの期間が長い
  • それによって充電することで復活する確率は多少高くなる

 

といったことはいえるかもしれません。

しかしバイクに定期的に乗り、かつ冬眠も適切な方法で行えるのであればこのバッテリー上がりの確率については価格差を気にする必要もないといっても良いでしょう。

 

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バッテリー価格はどの程度以上のものがおすすめ?

 

要するにバッテリーの価格差は耐久性に直接影響してくるわけですが、では逆にどの程度以上の価格のバッテリーが平均的な品質といっても良いのでしょうか?

 

  • 安物バッテリーとは3000~4000円以下のもの
  • 平均的なバッテリーの耐久性を期待するなら1万以上のものがおすすめ

 

というようにいっても良いかと思います。

メーカーについてはユアサのものを評価しますが、少しでも安くバッテリーを入手したいのであれば台湾ユアサのものが良いと思います。

台湾ユアサのバッテリーであれば製造工程も日本製並みで価格も6000円前後からあります。

バッテリーは品質のしっかりとしたものにすれば寿命が5~7万キロ程度は一般的には持ちます。

安物にすれば5000キロでアウトになることもあるので、実際には価格差以上の寿命期間の違いが出てくることもあります。

5万キロなどであればそう廃車までにバッテリー交換の頻度もないわけで、バッテリーは数千円ケチるだけで長期的にお金を損することもあるというようにいっても良いかと思います。

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