バイクのレギュレーターから突然発火したり、また煙が出てくるということもあります。
かなり焦るかもしれませんが、原因と今後の対処法について解説したいと思います。
レギュレーターから煙が!その原因とは?
レギュレーターから煙が出ているというときには高温になって赤く光っているというようなときも多いかと思います。
この原因としてはレギュレーターが本来の電圧制御をできなくなった結果ということが多いです。
レギュレーターから煙!バッテリーも故障?交換が必要?
レギュレーターから煙などが出たというときにはバッテリーも同時に故障していることも多いです。
とはいえ煙が出ても普通にしばらくは走れるのでなぜ故障するのかわからないということも多いかもしれません。
通常バッテリーというのはレギュレーターが故障したとしても、それまでに蓄電した電力があります。
それを使ってしばらくは走れるということですが、レギュレーターが故障すれば正常時よりもかなり高い電圧をバッテリーに通すようになり、そのためにバッテリーが故障してしまうというようになります。
そのため今回のようなケースではレギュレーターとバッテリーの両方の交換をするのが一般的な対処法となります。
レギュレーターからの煙!バッテリー以外にも故障する可能性もある?
また悪いケースではバッテリー以外にも故障が広がっていることもあります。
よくあるのは
- イグニッションが破裂する
- カプラーの故障
などです。
合わせてこれらのパーツも交換となると修理費用も高くなってしまいます。
レギュレーターからの煙と修理費用の相場
今回のようなケースで一般的な修理としてはレギュレーターとバッテリーの2つの交換が必要となります。
この修理費用としては3万前後となってくるかもしれません。
バッテリーを安いものにすればもう少し安くできますが、ある程度バッテリーも値段と品質とが比例してくるのであまり安いものも良くありません。
イグニッションなどの交換も必要となるともう数万ほど上乗せした費用となってくるというようにいえます。
レギュレーターから煙や発火!その原因とは?
今回のように煙などが出る原因というのはいくつかあります。
はじめての経験であればかなり焦るのではないかと思いますが、
- バッテリーが劣化した状態で過充電をしてしまう
- レギュレーター故障でバッテリーが過充電となってしまう
- レギュレーター交換などで配線をミスしている
- 消費電力と合っていないレギュレーターにしてしまった
走行中にも今回のようにいきなりレギュレーターから煙が出てくるというようなこともありますが、このときの多くの原因は2つめのレギュレーター故障によるバッテリーの過充電によるものと考えられます。
このときは異臭で異常に気づくということも多いのではないでしょうか?
レギュレーターの煙とその前兆
レギュレーターについては突然故障したという人も多いのですが、実際にはメンテナンス不足の人に多い症状です。
たしかにバイクのトラブルでレギュレーターの劣化かどうかを見極めるのは難しいのですが、まったく前兆がないわけでもありません。
このページにも紹介していますが、レギュレーター故障や劣化の前兆現象を知っておくとある程度警戒もできるので、煙を出すまでに交換するタイミングを逃さないようにはなるかと思います。
軽微なバッテリーの劣化時の現象と似たものもありますが、知識として持っておいても損はないかと思います。
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