バイクの購入前に見積もりを取るというのは珍しいことではありませんし、むしろ取るべきだと私は考えています。
しかし見積もりを取ると、取ったもののその後買わないということも起きるわけで、今回は見積もり後について紹介したいと思います。
バイクの見積もりを取るときのルール
見積もりを取るだけならばタダという認識の人も多いのですが、車と同様にバイクも見積もりを作成するのは結構時間のかかるものです。
お客側からすると
- やたら細かくオプションの希望を聞かれて時間のかかる店もある
- 割引などかなり真剣に時間をかけて交渉した上で見積もりを取る
という店もあるかもしれませんが、店側の考え方もありますが、見積もりというのはかなり購入度のある人にしか作成しないというところもあります。
そこまで見積もりの段階で時間と労力をかけるので、店側からすれば見積もりというのはタダではありません。
- 見積もり担当者の時給が発生していく
- 書類代、コンピューターの使用料も発生する
ということで30分ほどで完成する見積もりといえども数千円は実際にはかかっていることになります。
そのため見積もりを作成するに値する顧客かどうかはある程度試されることもあるかもしれません。
- 名前を聞かれる
- 住所を聞かれる
- 電話番号を聞かれる
見積もりと購入への本気度という点では何白、何千という顧客対応をしてきているのがバイクショップなのでたとえば住所を開示しない顧客は購入することはまずない顧客というようなマニュアルのようなものもあって、住所を開示しないときにはわざわざ見積もりを作成しないというところもあるかと思います。
特に業務が忙しいときには見積もりを出してくれないという店も多いかもしれません。
買わないのに見積もりを出すショップ側の理由
ただ買わないかもという顧客でもショップ側は特に問題なければ見積もりを出すということもあります。
この理由としては
- 他の店と価格比較をするだろうけども購入してくれるかもしれない
- 電話番号を聞いておくとその後しばらくして購入案内をすれば購入につながるかもしれない
ということもあります。
少なくてもバイクショップに来て、購入の見積もりを取るのは少しはバイク購入に関心があるということがいえます。
その場で購入や契約とならなくても、後日営業の電話をして購入になるということもあります。
顧客側からすれば後日営業の電話をされるのは面倒かもしれませんが、店側が何かオプションをつけるなど折れてくることもなくはないので、この点で顧客側も見積もりを取るのはまったくメリットがないわけでもないということがいえます。
バイクの買わない見積もりでも取ったほうが良い理由とは?
店側からすれば作成時間が無駄になることもある見積もりですが、まずバイクの購入を考えていれば見積もりは出してもらうべきといえます。
1つめの理由としてはバイクの諸費用というのがあるので、総額がわかりにくいということです。
- 新車登録の費用
- 自賠責などの保険代
- 任意保険の保険料
- ローンで購入するときには金利負担
ローンの条件や金利もショップによって違うということもありますので、やはり真剣に購入を考えていれば必ず見積もりは取るほうが良いと思います。
2つめの理由として購入前にショップの人間と話をできるということです。
バイクというのは購入するのは一瞬かもしれませんが、車検や修理、定期メンテナンスとショップと基本的に長い付き合いをしていかないといけません。
そのときに店長などとの相性が良いのかどうかというのは非常に重要なことです。
- 見積もりで話をする
- 車検、修理などわからないことを質問して答えがわかりやすいか確認する
- オイル交換が無料かどうかなど定期メンテナンスの費用の目安も確認できる
- ロードサービスなどアフターサービスも確認する
見積もりではそこそこ時間がかかるわけで、その時間は基本的に担当者や店長と話をすることになります。
そのときに自分的にショップの対応をどう感じるのかというのは長い付き合いをする上で非常に重要な考慮ポイントといえるでしょう。
逆に見積もりで不快なことがあればそのショップでの購入をやめるというのも必要な選択や決断となります。
買わないときに見積もりをするのは不安?
見積もりといってもネット上で行う見積もりなどはかなり細かい項目があるケースもあります。
- 購入予定時期
- 来店予約
- 希望の配送
店頭で行う見積もりでも今すぐ購入しなければいけないのではないかというような不安や圧力を感じさせるものであることもありますが、見積もりすれば購入しなければいけないというものでもありません。
購入の数ヶ月前に価格総額を知りたいので見積もりしたいということもなくはありませんし、ショップ側でもそれでも問題ないと判断し、見積もりを出すのであれば見積もりをとっても良いでしょう。
ただデメリットがあるとすれば後日ショップから購入の案内などもあるかもしれませんが、まだ購入の決断ができていないなど適切な対応ができるかどうかだけだと思います。
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