バイクに乗るときに革ジャンという人も多いかもしれませんが、革ジャンで雨に降られると硬くなってしまったりしてその後が大変です。
ただバイクに乗っていると雨に降られることはしばしばありますし、最近はゲリラ豪雨のように突然予報にないような大雨が降ることもあります。
革ジャンを着てバイクに乗る人はどのような管理をしているのでしょうか?
革ジャンで雨!雨宿りする人が多い?
革ジャンで雨に降られたときにはまずその雨の程度で対応方法を変える人が多いと思います。
- ドシャ降りであれば雨宿りする
- ちょっとした雨であればカッパなどの雨具を上から着てそのまま走る
カッパも品質によって防水性に欠けるものもありますが、その場合には中の革ジャンも濡れることは避けられません。
後述しますように革ジャンが雨に濡れた後の手入れが面倒というときにはカッパの品質が良くて防水性の高いものにするという方法もあります。
防水性の高いカッパで革ジャンを濡らさない方法
カッパについてはバイクであってもどのようなものでも良いと思っている人は少ないかと思いますが、バイク用でいくつか中の服を濡らしにくくするポイントがあります。
- カッパはバイク用のものにすること
- 最低でも8000円以上のカッパにして防水性を確保すること
- カッパの首、襟もしっかりと締めること
「雨の日でもバイクに濡れない方法!カッパ、シートについて解説」
カッパの選び方、着方にも注意することで中の革ジャンを濡らさないようにすることができます。
雨に濡れた革ジャンはどう手入れすれば良いのか?
雨に濡れた革ジャンを放置すればシミになったり、硬くなったり、油分が抜けてしまったりと品質や耐久性にも影響してきます。
雨の日のバイクで濡れた革ジャンはその濡れ具合によって手入れの方法も変わってきます。
少し雨に濡れた程度
- タオルでたたくようにして拭く
- 乾いてからミンクオイルをかけて乾いたタオルで拭く
シミになりそうな程度濡れたとき
- 湿らせたタオルで拭く
- 乾いた後ミンクオイルをかけてタオルで拭く
ずぶ濡れになったとき
- タオルで水分を拭きとり、ミンクオイルを吹く
- 半分程度乾けばミンクオイルをまたかける
- 乾けば再度ミンクオイルをかけて乾いたタオルで拭く
このようにすることで革ジャンのシミ、油分切れを防ぎ品質を維持できるようになります。
バイクで革ジャンが雨に濡れて白くなってしまった
ひどい雨に長い時間降られると革ジャンが白く変色することもあります。
この状態は革が死んだ状態でミンクオイルなどの手入れでは元に戻りません。
あまり可能性は高くないですが、レザークリーニングのできる店に出すほうが良いです。
それでも無理なときも多いのですが、革が適度にはがれてくるので味と思って着ていくという考え方に変えるようにしなければいけません。
革ジャンは雨の恐れがあるときには着ない
バイクで雨に降られると急にカッパを着たり、雨宿りできないこともあります。
特にツーリングに行くと現地の予報も変わることもありますし、山や峠では天気の変化も急激なこともあります。
- 基本的に長距離では革ジャンは着ない
- 雨予報のときには革ジャンは着ない
- 同時に革靴も雨のときにははかない
というように考えるのも1つの方法です。
上のように軽いシミであればまだとれることもありますが、変色してしまうと元に戻らないことも多いのが革の特徴でもあります。
本革と合成皮革での雨耐性の違い
今回のような雨でのシミ、硬くなるというような観点からいいますと合成皮革のほうが手入れ的にも楽になります。
値段も安いので財布にも優しいのですが、
- シミになりにくい
- 変色しにくい
ということで本革よりもバイクには向いているといっても良いかもしれません。
値段的に安いこともあって最悪変色しても買い替えしやすいといえますし、また最近の合成皮革は本革とかなり見分けがつかないものもあります。
革ジャンと防寒性
ちなみに革ジャンは冬には防寒性があまりないので見た目以上に寒いものとなっています。
真冬に革ジャンを着るときには電熱インナーにする、あるいは裏地をボアにするなど対策をしなければかなり大変な思いをします。
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