バイクのエンジンオイルは走行距離3000キロ、経過時間6ヶ月ごとというように比較的定期的に交換していかないといけません。
必要なメンテナンスでも最も頻度高くしなければいけない作業の1つといえますが、頻度も多いので毎回自分でやるという人も多いかもしれません。
しかし意外なデメリットもあるのですが、今回は自分でエンジンオイル交換をするということについての危険性について説明をしたいと思います。
バイクのオイル交換は自分でしない人が多い?
バイクのエンジンオイルの交換といえば周囲に自分でしているというやや自慢気味に話す人もいるかもしれません。
たしかにオイル交換をはじめ、バイクはメンテナンスをある程度自分でできるほうがトラブルなどのときに助かりますが、最近は昔ほどメンテナンスを自分でやるという人が減っているようです。
- ただバイクに乗るだけ
- オイル交換などはショップにすべて任せる
というスタンスの人も多く、女性ライダーも昔よりも増えたので特にこのようなメンテナンスをしない人も多くなっているといって良いです。
バイクのオイル交換と手間
バイクのオイル交換はそう難しくもありません。
- ドレンボルトから古いオイルを抜く
- 新しいオイルを入れる
- 廃棄したオイルを適切に処理する
詳しくは上のページで紹介していますが、手順としては主に3つで済みます。
この中で特に自宅などでオイル交換をするときに困りやすいのは最後のオイルの廃棄になってきます。
天ぷら油の処理パックで廃棄オイルを固めて捨てることが必要ですが、この手間や汚れることを嫌がる人も多いようです。
そこも考えて多少の工賃はかかってもバイクショップでオイル交換を最初から任せるという人も多いわけです。
女性だと手も汚れるのでオイル交換は自分でしたくないという人も多いのではないでしょうか?
オイル交換を自分でするときのオイルの余り
オイル交換を自分でするとどうしてもオイルが余るようになってきます。
バイクを複数台持っていればそうでもありませんが、1台のバイクを大切に乗っていればそうオイルを使い切ることもできないでしょう。
そこで余ったオイルが出てくるわけですが、
- 余ったオイルを置いておくと紫外線で自然劣化して使えなくなる
- 余ったオイルの費用が無駄になる
ということで意外と見えない損でもあります。
ショップであれば余計なオイル代もかかってこないのでこの手のことは起こらなくなります。
オイル交換を自分ですると時間が無駄?
オイル交換では時間も必要となります。
ショップにもよりますが、
- オイル交換でバイクをしばらく預ける
- 1時間ほどすればバイクを取りに行く
というようなこともできますので、オイル交換をしてもらっているうちに他の用事をすることもできます。
学生の人などはお金がないかもしれませんので自分でオイル交換をするのも1つですが、社会人となると仕事で時間もないのでバイクのメンテナンスに時間をかけたくないということもあるでしょう。
オイル交換とオイルフィルターの交換
自分でエンジンオイル交換をするというときには、何回かに1回は
- オイルフィルター
- ドレインワッシャー
も合わせて交換するほうが良いです。
これらはエンジンオイルの汚れを防いだり、またオイル漏れを防ぐことに効果がありますが、自分でオイル交換をするというときには交換しないままずっと使っていくということが多くなるでしょう。
ショップでオイル交換をしてもらうとこれらの周辺パーツの交換もチェックしてくれるのでより安全にメンテナンスをしてくれるようになります。
オイル交換とバイクの状態の見極め
オイル交換をするときに古いオイルの状態からバイクの不具合が判明することもあります。
金属粉が多いなどは特に重要で、オイル交換でのオイルの状態で故障や不具合の予防をすることもできます。
なかなかここまで自分でする自信のないという人も多いのではないかと思いますが、特に購入したショップで定期的にオイル交換を依頼すればこのような目に見えてこないメリットも出てくるのです。
結果として大きな修理費がかかるようなトラブルを避けることができたりと、バイクの寿命の長さや維持費が変わってくるというようなことにもつながることもあります。
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