バイクのチェーンは汚れてくるものなので、定期的に清掃することがまずおすすめです。
清掃時にはチェーンへの注油も行うとさらに良いメンテナンスとなります。
バイクのチェーンの清掃や注油は必要?
バイクのチェーンを一度も清掃、注油したこともないという人も多いのではないでしょうか?
車検のあるバイクだと特にそれでも問題なく走れてきたということも多いかもしれませんが、チェーンの清掃や注油には
- 燃費を向上させる
- チェーンの寿命を長くする
- 注油によって急にチェーンが切れることを予防できる
といった効果もあります。
単純に走りが軽くなったり、ペダリングもスムーズになるという効果もあります。
走行中にチェーンが突然切れる確率は高くはありませんし、最低でも車検のあるバイクでショップに出していればそこまでになる可能性もより低くなります。
しかし車検がなかったり、自分で車検を通していれば突然チェーンが切れるということもあるので、面倒でもチェーンの清掃や注油は行うようにしましょう。
バイクのチェーンの清掃、注油の理想的な頻度とは?
バイクの洗車はしているという人はそのときに合わせてチェーンの清掃や注油も行ってしまうと良いでしょう。
おすすめなチェーンの清掃、注油のタイミングは
- 走行距離 1000キロごと
- 経過時間 1ヶ月ごと
という程度になります。
合わせてチェーンの遊びの点検も行うとさらにチェーンの状態は盤石になります。
バイクのチェーン清掃と注油の方法
チェーンの清掃や注油などは当然ですがエンジンを切って行うようにします。
エンジンをかけたままで手を巻き込まれてしまう人もいるので必ずエンジンは切ってから作業するようにしてください。
- 後輪を浮かせた状態でタイヤを回してチェーンを回転させながらウエスで汚れを取っていく
- 次にナイロンブラシでチェーンの溝を清掃していく
- ナイロンブラシによって溝から汚れが出ていれば再度ウエスで拭き取る
- チェーンに錆があれば真鍮ブラシで落とす
- 最後にチェーンルブをチェーンを回しながら吹き付けていく
- 余計な油分をウエスで拭き取る
このように作業的にはそう大変でもありません。
手が汚れるというデメリットもありますが、はじめてチェーンの清掃や注油をする人でも20~30分もあれば簡単に行えると思います。
チェーンルブは吹きつけ後に放置するべき?
チェーンルブは製品によっては
- 拭き取っても走行中に飛び散る
- 拭き取るようにしても拭き取りにくい
というようなこともあります。
チェーンルブにはウェットタイプとドライタイプとがありますが、それぞれに特徴があります。
- ウェットタイプ 飛び散るものの持ちが良い
- ドライタイプ 飛び散らないものの持ちがやや悪い
飛び散りもまた吹けば良いのですが、面倒なときには
- ウェットタイプだと吹きつけの後しばらく放置する
- またはドライタイプを使う
というようにします。
よくあるのは放置を1日程度するというものですが、たいていのウェットタイプでもこのくらいの期間放置すれば飛び散るのをかなり防ぐことができると思います。
バイクのチェーン清掃や注油の工賃
バイクのチェーンの清掃や注油が面倒という人はバイクショップに出せば高くもない工賃で代行してもらえます。
清掃と注油を合わせて工賃は1000~2000円前後ということが多いと思います。
合わせてチェーンの遊びの点検なども行ってもらうと良いでしょう。
チェーンの遊びについては1000円前後が工賃の相場となります。
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