ごくまれにバイクのクラッチワイヤーが切れてしまうというようになることもあります。
何かのトラブルで切れてしまうこともあれば、注油を定期的にしてこなかったことで急に切れるということも考えられます。
最終的にはクラッチワイヤーの交換をするわけですが、応急処置などではどのような方法があるのかについて解説をしたいと思います。
バイクのクラッチワイヤーが切れやすいときとは?
注油をしていないワイヤーは突然切れるということもありますが、中でもニュートラルから1速に入れるときに切れやすいと思います。
走行中にいきなり切れるということは意外と少ないと思いますが、1速にするときなどクラッチレバーへの強い作用が加わるときに切れやすいというようにいえるかと思います。
クラッチワイヤーの切れやすい箇所とは?
クラッチワイヤーでは真ん中からブチっと切れることはかなりまれです。
端っこのタイコと呼ばれる箇所が切れるというほうがはるかに多いといえます。
このタイコであればホームセンターでも代わりのタイコだけ購入すればすぐに代用できます。
バイクのクラッチワイヤーが切れたときの応急処置
道路上などで突然クラッチワイヤーが切れるというケースを想定しますが、このような場合にはとりあえずバイクをどのようにすれば良いのか考えてみます。
- とりあえずノークラッチで走る
- できるだけ赤信号などにかからないように徐行などをして調整して走る
- 信号などでは路肩に寄せてニュートラルにして停止する
- 発進は、エンジンかけたままバイクを押して飛び乗ると同時に一速にする
しばらくはこのような走り方でも問題はないかと思います。
すぐにバイクショップに行くか自宅に戻れば問題にならないかと思います。
クラッチワイヤーが切れたときにまずホームセンター?
特殊工具をつんでいればその場でワイヤーの応急処置もできますが、そうではないときにはホームセンターを見つけて入るということもできます。
- バイスプライヤーとタイラップを購入する
- タイラップでクラッチをくくって操作できるようにする
というようにもできます。
自信がなければバイクショップにすぐに入るほうが良いですが、ホームセンターを見つけて自分で応急処置してしまうという方法もあります。
クラッチワイヤー交換の工賃相場はどの程度?
クラッチワイヤーの交換の工賃としては5000~6000円前後となるかと思います。
意外と高くありませんし、30分ほどで操作できるようになるので切れたときにバイクショップが近いと蘇生の気持ちになるかと思います。
クラッチワイヤーが切れないように寿命を延ばす方法
クラッチワイヤーというのは注油をしっかりと行えればバイクを廃車するまで交換など必要とならないことがかなり多いです。
- ワイヤーを外さないで簡単に注油する方法
- ワイヤーを外して奥まで注油する方法
とがありますが、最低でも1年に1回は注油したほうが良いです。
クラッチワイヤーの切れる前兆
クラッチワイヤーが切れるには運転中の微妙な前兆のようなものもチェックしていくと良いです。
なかなか難しいのですが、
- 正常な状態でのクラッチの重さを覚えておく
- クラッチが重くなってくればクラッチワイヤーの状態が良くない
クラッチワイヤーへの注油は1年に1度最低するのが良いのですが、自信がなければくのクラッチの感覚を元にして重くなれば注油するというようにすれば良いです。
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