バイクのクラクションが突然鳴らないようになるということもあります。
クラクションは車検の検査項目でもあるのでタイミングによってはすばやく修理しなければいけませんが、鳴らないときの原因などについて解説したいと思います。
クラクションが鳴らない!CRCで直る?
クラクションが鳴らないときには接触不良が原因ということも多いのですが、よくあるのがCRCを吹き付けてしまうというパターンです。
ただあまりCRCでクラクションが直ることもないですし、かえって悪くなることもあるのでおすすめしません。
- クラクションの接触不良にはCRCはもともと効果がない
- CRCによってホコリが入りこんでしまうことも多い
というようなこともあります。
CRCというのは潤滑という効果がそもそもの目的ですので、クラクションが鳴らないというときには目的が違うというようになります。
接触不良でクラクションが鳴らない!修理方法とは?
接触不良というときにはクラクションの接触面にゴミなどがついてしまっていて音が鳴らないというようになっていることが多いです。
- ホーンを押し続ける
- ホーン裏のコネクタを抜き差しする
- ホーンをドライバーの柄で軽くたたき振動を加える
- ホーンの中心のネジを緩める
- 分解して接触面を軽くサンドペーパーでこする
というようにすることで改善することが多いです。
分解は最終方法として、まずは他の方法を試していき改善するか点検していってほしいと思います。
接触不良でクラクションが鳴らないバイクの共通点とは?
上の接触不良を起こすバイクにはいくつか共通点があります。
- 雨によく当たる駐車場に停めている
- 長く動かしていない
- クラクションをほとんど鳴らさない
というようなものです。
雨やクラクションを鳴らさないことで固まるというようなことも原因となってならないようになることもあるということです。
クラクションが鳴らない!その原因とは?
クラクションが鳴らないときにはいくつかの原因が考えられます。
よくある原因から上げていきますと
- 接触不良
- クラクション本体の故障
- バッテリーが単に弱くなっている
というようなものがあります。
接触不良についてはすでに説明しましたが、クラクションが鳴らないときに9割前後はこの接触不良が原因になっているというようにいえます。
クラクションの鳴らないの原因!バッテリー?
バッテリーが原因となることもありますが、バッテリーの摩耗やへたりの見極めもなかなか難しいのですが、目安としては
- エンジンが始動すれば接触不良かクラクション本体の故障
- エンジンが始動しないときにくクラクションが鳴らないのであればバッテリーの劣化の可能性がある
というように一応推測はつきます。
配線の断線でクラクションが鳴らないときの対処法
またまれに配線を追っていくと切れてしまっているということもあります。
この銅線の切れについてですが、
- 銅線のビニールテープでつなげる
- それでもクラクションが鳴らないときには別の箇所の断線がないかも点検する
というようにすれば直ることもあります。
切れているだけであれば直結すればまた直るはずですので、多少恰好は悪いですがテープで対処できます。
クラクション本体の故障とその対処法
ここまで試してきて改善しないというときにはクラクション本体の故障という可能性も出てきます。
車検的にはどちらかが鳴れば通るのですが、本体の故障であれば一般的には本体を交換してしまうことで改善する方法がよくとられます。
クラクション本体はそれほど高いパーツでもなく工賃も含めても数千円で交換まで行えます。
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