バイクであまりクラクションを鳴らしたことがないというような人も多いのではないかと思いますが、車の割り込みなどで危険な目にあうとクラクションも大きな音のものに変更したいというように考えることもあるかと思います。
たまにそのようなニーズがあることは把握していますが、今回はクラクションの音量や音質について解説したいと思います。
バイクのクラクションの音が小さい!対処法とは?
バイクのクラクションは車よりも一般的には小さい音量になっています。
クラクションというよりもホーンという表現のほうがぴったりくるかもしれませんが、この音量は大きくすることもできます。
- ホーンの中心あたりにあるネジを確認する
- そのネジを緩めたり、締めたりして音量が大きくなるようにする
というように簡単に多少の音量を大きくすることはできます。
ただそれでも車のように大きなクラクションにすることはできません。
クラクションの音が小さい!ダブルホーンで音量増大
バイクのクラクションの音を大きくするにはダブルホーン(デュアルホーン)がおすすめです。
ネットでも購入できますし、ショップでもまず販売されているかと思います。
意外とダブルホーンも安くて3000円程度からありますが、自分で取付けすればそこまでの高額な費用もいりません。
このダブルホーンも取付けは意外と簡単ですが、ショップに依頼すれば工賃は6000円前後となってくるので多少割高な感じがするかもしれません。
クラクションの大きさと音質
クラクションの社外品ではホーンの大きさも違います。
安いクラクションの場合には多少下品な音質となりますが、
- 小さなホーンは低音が通りにくい
- 大きなホーンのほうが低音も通りやすい
というようになります。
車のクラクションは低音も通りやすく設計されていますので、車のようなクラクションを希望するにはやはりそれなりのグレードのクラクションにするほうが良いです。
バイクに車用のクラクションをつける
たまにバイクのクラクションが小さいので車用のものをつけるという人もいますが、アンペア数が違うのであまりおすすめしません。
- ヒューズが飛ぶこともある
- ヒューズの関係でリレーが必要となる
ということで面倒であるからです。
上で紹介しましたバイク用のダブルホーンだと車用とそう大差のない音量となりますので、できればバイク用のホーンにするようにしてみてください。
クラクションの音が急に小さくなった!その原因とは?
また社外品にまでしないものの純正のホーンの音が急に小さくなるということもあります。
これはクラクションの不具合が原因となっていることが多いのですが、
- 接触不良
- ホーン本体の不具合
というのが大半の原因といえます。
詳しくはこのページで解説していますが、ドライバーの柄で軽くたたくなど振動を加えることでも改善することもあります。
軽く目を通してホーンが復活する方法がないか点検してみて欲しいと思います。
クラクションの音が交換しても小さい!取付けに失敗?
ホーンを自分で交換したときに音量がこもるような感じで小さいということもあります。
ホーンも含めて音というのは空気中への振動で伝わるのですが、ホーンが車体に接触するように取付けすると車体に振動を緩められて音量が小さくなるということもあります。
この場合にはホーンが走行中に落ちない程度にネジを緩めて車体に触れないように取り付けるようにするようにしてください。
クラクションの音とエンジンの始動
クラクションが鳴らないときにエンジンの始動性も悪いということもあります。
朝の出勤時にエンジンもかからないときには焦りますが、この場合にはバッテリー交換が必要なケースといえます。
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