バイクではガソリンの通り道であるフューエルホースというパーツがあります。
別名でガソリンホースともいわれることもあります。
昔のバイクではこのフューエルホースは割合すぐに劣化してくるようになっていましたが、最近のバイクはそう簡単に劣化をしないように作られています。
しかし一定距離ごとに定期的にフューエルホースは点検するべきですので、今回はこのフューエルホースの点検方法や交換について解説をします。
フューエルホースの劣化の確認方法
フューエルホースの劣化となるとヒビがあります。
亀裂が入って、その本来の役割を果たさないようになるということですが、
- まず目視でフューエルホースに亀裂などがないか点検
- フューエルホースを指で軽く折り曲げて亀裂などがないかも確認
というようにします。
フューエルホースはエンジンとガソリンタンクとの間のチューブですので、このように亀裂がないかを確認すれば良いでしょう。
フューエルホースの点検頻度は?
車検に出していればそのときに上のような方法でバイクショップにフューエルホースの点検をしてもらえると思いますが、冒頭でもいいましたように最近のフューエルホースは品質が良くなってそう簡単に亀裂は入らないように作られています。
そのため
- 走行距離 2万キロごと
- 経過時間 24ヶ月ごと
あたりに自分で確認しておけばまず問題とならないことが多いと思います。
フューエルホースの交換方法
あまり最近のバイクではフューエルホースの亀裂などで交換しなければいけないほどにまでならないと思いますが、念のためにこの交換方法を紹介しておきます。
- 古いフューエルホースの内径を計る
- 同じサイズのフューエルホースを購入して付け替える
作業としてはこれだけです。
フューエルホース交換時に注意して欲しいのは
- ホースクリップをしっかりと留めること
- ホースクリップのところでガソリン漏れがあれば新しいものに変えること
という程度です。
ホースクリップも劣化していないようであれば特に交換する必要もありませんが、もし交換というときには針金などでも留めることもできます。
このホースクリップはホームセンターなどでも購入できますので、サイズだけ注意して購入するようにしましょう。
またホースクリップなどでホースを留めていないと
- フューエルホースがバイクの振動で抜けてしまう
- ガソリンが漏れる
というようなトラブルにもなるのでクリップや針金は必ず使うようにしてください。
フューエルホース交換の工賃はどの程度?
フューエルホースの交換が面倒という人もいるかと思いますが、その場合にはショップにバイクを出してしまうと良いです。
しかしバイクによってはホースの在庫がないショップもあるので、その取り寄せに時間のかかることもあるのが難点です。
(そこまで珍しくないバイクだとこのような取り寄せも必要でなくすぐにその場で交換も可能なケースが多いです)
フューエルホースの取り寄せが必要なときには1週間ほどかかるようになります。
フューエルホースは純正だと1本で2500円ほどで、それに工賃が乗ってくるようになります。
そのため8000~10000円ほどの費用となってくることが多いでしょう。
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