バイクではヘッドライトなどが突然切れるということもあります。
ハロゲンランプでは個体差もあるので寿命の目安というのはかなり難しいですが、夜に頻繁に走るということでなければ切れれば交換するという形でも良いと思います。
ハロゲンランプでロービームだけ切れる?
意外と知られていませんが、ヘッドライトというのはロービームとハイビームとで独立していて、先にローだけが切れてハイビームは普通につくということもあります。
通常ローを中心に使うので、まずローだけ切れるというパターンが多いのではないかと思います。
ハロゲンランプが切れたまま走っていれば切符を切られる?
ハロゲンランプが切れたまま走っていれば警察に整備不良で止められることもあります。
切れたことに気づかない、あるいは今日切れたので今日中に修理する予定ということであれば通常は問題なく通してくれるはずですが、まれに切符を切られてしまうこともあります。
整備不良、無灯火などということで切符を切られますが、点数と罰則金の両方を受けることになります。
- 赤い紙を受け取れば罰金と点数の減点
- 青い紙にサインして受け取れば罰金のみ
- 黄色や白い紙は注意で済み、行政処分なし
というようになります。
当然ですが、ハロゲンランプが切れたまま長く走ればこのような罰則の適用対象となる可能性も高くなってくるということになります。
ハロゲンランプの寿命が短くなる原因とは?
ハロゲンランプは個体差はあるものの一般的には3年は持つことが多いはずです。
- 夜間の走行が多い
- ランプのオン、オフの回数が多い
- 振動の多いバイク
- 装着時の不手際
というバイクでは特に寿命は短くなる傾向もあります。
ハロゲンランプの装着ではガラス部分に触れれば手の脂がついてしまいますが、この油分は点灯時の熱によって熱せられて球切れが早くなる原因となります。
ハロゲンランプは寿命に近くなると徐々に暗くなる?
ハロゲンランプというのはその特性上、使ううちに徐々に暗くなっていきます。
ただ人間の目というのは慣れが出てくるのでこの徐々に暗くんっていくというのがなかなかわからないようになるもので、突然切れるというように感じてしまうのです。
- フィラメントに電流を流す
- そのときに発生するジュール熱によりフィラメントを加熱し発光させる
- ハロゲンランプが古くなればフィラメントが蒸発し電球のガラスの内側に付着して暗くなっていく
ハロゲンランプというのは通常の電球よりも内部が高温となり、蒸発して付着するフィラメントも多くなります。
この点、通常の電球よりも切れるのも若干早くなりがちですが、上の流れのように電球が暗くなるのと球切れを起こすこととは直接関係しないともいえます。
ただハロゲンランプが切れる原因で最も多いのはフィラメントが切れることにあります。
使ううちにフィラメントが荒れて細くなり、そのうちに切れてしまうということで球切れとなることが多いのです。
H4のハロゲンランプでおすすめなケルビン数とは?
ハロゲンランプもいろいろ発売されているのでかなり迷うかと思いますが、まず車検という観点からすれば6000ケルビンが通る限界となります。
ただ検査官による目視なので6000ぎりぎりだと落ちることもあるので注意して欲しいところです。
ちなみにケルビン数が高くなるほど青っぽい色になります。
- ケルビン数が高いと青く晴れの日はよく見える
- ただし雨の日はかえって視界がきかないようになる
というところもあるので3000~4000ケルビンあたりがおすすめです。
ちなみに純正のものは3000ケルビンのものが多くなっています。
またケルビン数というのは高いと単純に明るくなるということでなく、あくまでも色温度を表示したものに過ぎませんので注意してください。
車用のハロゲンランプをバイクにも使える?
車用のハロゲンランプを使うというように考えることもありますが、基本的に問題ないことが多いです。
- 2個セットなので割安
- 寿命的にもほぼ違いはない
- 規格さえ合えば取り付けも特に問題ない
ということで規格だけ注意していればまず問題は起こらないはずです。
とにかく明るいハロゲンランプにしたい!おすすめは?
今のランプが暗いのでとにかく明るく運転しやすいものに交換したいというときもあるかと思います。
ガラスに着色していないほうが明るく見えるのですが、おすすめは
- IPF ヘッドライト ハロゲン
- エクストリームヴィジョン
- レーシングクリア、サーキットクリア
このあたりはかなり見やすくなるかと思います。
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