バイクでもアイドリングしないというような状態となることもあります。
アイドリングをどのようにしないのかという状態によってもいくつか原因が考えられますが、今回はなるべくパターンに分けて解説をしていきます。
アイドリングのない車種もあるので注意
アイドリングといえばすべての車種であるとイメージする人も多いのですが、一部の車種によってはアイドリング自体のないものもあります。
その場合にはアイドリングしないといっても正常であって、特に何かで不具合が起きているというわけでもありません。
車種と説明書などで確認し、アイドリングについての記載がなければメーカーのサポートセンターにも確認してみましょう。
アイドリングしないときにまず交換するべきパーツ
アイドリングといえばまず深く関係してくるのがバッテリー、プラグとなります。
アイドリングがすぐに止まるというときにはこの2つのパーツの劣化を疑うことは違いではありません。
交換後にアイドリングが安定するかどうかを確認していきましょう。
アイドリングしないとエアクリーナー
エアクリーナーの汚れがひどいとやはりアイドリングしなくなるということもあります。
単純に清掃すれば良いのですが、劣化していれば交換も必要となってくることもあります。
エアクリーナーについてはまず清掃してみることでアイドリングの状態を確認してみましょう。
アイドリングもエンジンもかからない
アイドリングはおろかエンジンもかからないというようなケースもあります。
エンジンがかからないときには
- 点火系
- 燃料系
に不具合が起きている可能性は高いといえます。
点火系はプラグ回りの接触まで確認してください。
アイドリングしないときの燃料系での不具合
アイドリングしないというときに燃料系の不具合といえば
- ガソリンが劣化している
- キャブレターの設定がおかしくなっている(エアスクリュー、ニードルなど)
- キャブレターに汚れが蓄積している
- ストレーナーが詰まっている
- リードバルブが故障している(2ストに限る)
- チャンバーの不具合(2スト)
ということは考えられます。
特に混合気が薄い、ジェット類の詰まりはよくある原因といえます。
キャブレターの劣化は可能性がありますが、キャブレターのオーバーホールによって元に戻ることも多いです。
アイドリングしないとその修理方法
アイドリングしないときには上のようにいくつかの原因が考えられます。
特に中古車を買ってアイドリングしないときには上のようなパーツが最初から劣化していてアイドリングもしなくなっているということもあります。
また新車に乗っていて突然アイドリングしなくなったというときにはプラグ、バッテリーの交換などをしてみてアイドリングの状態がどう変わるのかを確認していくという方法がおすすめです。
古いバイクになるとキャブレター回りの劣化や不具合が起きている可能性も高いのですが、このオーバーホールはバイクに詳しくないとよりひどい状態にしてしまうこともあります。
長くそのバイクに乗るつもりであればキャブレター回りの修理はバイクショップに依頼するほうが無難だと思います。
バイクのキャブレターのオーバーホールは車種によってかなり違いますが、
- 相場としては2万前後
- 古い車種だと5万前後になってくる
一部車種では10万を超えることもありますが、バイクに詳しい人でもキャブレターのオーバーホールは結構面倒で時間と手間がかかります。
ただあまり詳しくないバイク屋ではキャブレターのオーバーホールが下手で余計に費用がかかるようなこともあります。
ある程度信頼できそうなショップに出すようにしてください。
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