バイクでも車と同じようにたまにリコールが出てくることもあります。
正直いってリコールの出やすいメーカー、車種というのはないわけではありませんが、今回はバイクとリコールについて解説をします。
バイクのリコールとは?
リコールというのは簡単にいいますと不具合のあったバイクについて、メーカーが該当するバイクについて無料修理をすることを意味します。
リコールについて新品のバイクと交換してもらえるというようにイメージする人も多いのですが、リコール対象となった不具合などのあるパーツのみの無償交換というようになります。
中古バイクもリコール対象となる?
中古バイクでもリコール対象であれば無償交換の対象となります。
まずは販売店に相談するようにしてください。
リコールや購入時期が近いというような場合には、バイクがリコールを受けて部品交換をしたのかわからないこともあります。
そのためリコール対象のパーツをすでに無償交換したのかどうかの確認も含めて販売店に確認しましょう。
中古バイクでもリコールの連絡は届くのか?
リコールとなれば新車であれば連絡のハガキなどが届きます。
中古車でも販売時に名義変更の登録をし直しているので、その住所に通常は届きます。
ただディーラーでも一部届かないところもあるようで、その場合にはメーカーサイトで車体番号を入力してリコール対象かどうかを確認していかないといけません。
バイクのリコールではどこに相談、連絡するべき?
持っているバイクにリコールが出たときには
- まずメーカーサイトの連絡先に連絡する
- そこでバイクの無償修理をどこでしてもらえるのか確認する
- そのショップにバイクを持ち込む
というようにしていきます。
通常は最寄りのディーラーなどとなるかと思いますので、なるべく早い時期に行くようにしてください。
新車であればメーカーでなく購入店からリコールの案内が届くこともあるので、その場合にはハガキなどの内容に沿って相談するようにすれば良いことも多いです。
バイクのリコールと代車
リコールによる修理は作業時間にかなりの開きがあります。
- 作業時間が1~2時間であれば少し待ってもらってそのまま乗って帰ってもらう
- 作業時間が数日かかるようなリコールであれば代車を無料で貸し出すところもある
というような形になります。
試乗車、代車など余裕があれば無料貸し出しとなることも多いのですが、台数のないところではたまに有料となるところもあるようです。
メーカー都合の代車で有料なのは何か違うような気もするかと思いますが、
- リコールの修理を予約制にしているところが多い
- 予約制にすることでパーツの取り寄せ、代車の確保をする
というようになっていることが多いはずですので、購入店にリコール修理をするときには予約の話もおそらく出てくるはずです。
バイクのリコール修理の有効期限はいつまで?
通常リコールについての修理の期限というのはないことが多いです。
つまりハガキなどが届き、数年して修理に行っても無償修理してくれるというわけですが、10年などを超えてくれば
- ディーラーも忘れていることが多い
- ディーラー、メーカーにもすでにパーツがなくなっていて有料となることもある
というようになってしまうこともあります。
リコールの期限は緩いわけですが、安全上の問題もあるのでなるべく早くにバイク屋で修理するべきとはいえます。
リコールの修理を購入店以外でも受け付けてもらえる?
本来リコールの修理となれば購入店に行くのが普通です。
しかし引越しなどの事情があったりして購入店に行けないこともありますが、このような場合にはバイクのメーカーと取引しているショップに行くとリコール対応をしてくれます。
購入はしていないわけですが、
- パーツは無償でメーカーから送られてくる
- 工賃はショップに入る
- そのショップの売上につながる
ということで購入してもらっていなくてもショップにとってはリコール対応もありがたいわけです。
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