出先に盗難防止の道具をもっていくのはなかなか難しいということが多いと思います。
ただ出先も盗難の多そうな場所であれば盗難防止対策なしで出かけていくのもかなり危険ではあります。
手軽に携帯できて出先で盗難防止になる方法について今回は紹介したいと思います。
ディスクロックは出先の盗難防止に効果がある?
ディスクロックも出先の簡易的な盗難防止には有効的な方法とイメージする人もいるかと思います。
ただディスクロックは
- 人から見てディスクロックが小さいので盗難対策をしているバイクとアピールしにくい
- 材質が鋳造だと比較的簡単に割ることができる
- 素人の窃盗には効果を発揮するもののプロの窃盗団にはほとんど効果がない
- ディスクロックによってかえって部品盗難にあう可能性がある
というようなデメリットがあります。
チェーンロックは出先の盗難防止に効果がある?
チェーンロックは私もよく使いますが、盗難には一定の効果がありますが、とても絶対的な盗難防止対策とはいえません。
チェーンありでの盗難といえばやはりチェーンを切られてしまうというケースになりますが、特にプロの窃盗団では数分もかからないでチェーンロックを切るようなこともできます。
バイクカバーは出先の盗難防止に効果がある?非現実的?
盗難対策の基本はバイクに近づけないことです。
その意味でバイクカバーはめくるだけでも面倒ですし、場合によってはバイクであることに気づかないこともあります。
自宅では使用している人も多いかもしれませんが、出先の盗難防止方法としては携帯するのはやや困難といえます。
出先のバイク盗難防止対策はセットで考える
正直いって出先のバイクの盗難防止というのは簡単ではありません。
そのため出先でもバイクから離れる時間によって方法を変えていくと良いでしょう。
- コンビニに入る
- ちょっとした用事を済ませる
というような15分前後までの駐車時にはハンドルロックのみで止めます。
それ以上時間が長いとハンドルロックだけでなく
- 前輪にはディスクロック
- ディスクロックはできれば警告音の出るタイプにする
- 後輪はチェーンロック
- できればチェーンは柱や電柱などで動かしにくいものとも結ぶ
このように単独でなくセットで出先の盗難防止は考えていきます。
警告音はバイブ式のものもありますが、必ず周囲に音が聞こえるタイプのものにしてください。
プロの窃盗団でも盗難に3分以上かかりそうであれば盗難に着手せずに別のバイクに向かうといわれています。
そのためこのようにセットな盗難防止方法をとることで手間がかかりそうにイメージさせていきます。
また意外かもしれませんが、ディスクロックやチェーンロックも強度はもちろん、大きさや色でも盗難の確率が変るといわれています。
- 大きく強度のありそうなものほど盗難に着手させにくい
- 色も目立つほど盗難対策をアピールできるのでやはり盗難に着手させにくい
というように考えてたとえば蛍光色のオレンジの製品などを使うとさらに良いと思います。
出先の盗難防止方法のポイント
前輪か後輪のどちらかだけロックをする人は多いのですが、片方だけだと窃盗団にかかるとすぐに移動させられてしまいます。
前輪だけ車輪のついたものに乗せれば簡単に移動させられますので、
- 前輪と後輪の両方をロックする
- 地面に固定されたものにロックをからませる
というようなところが出先の盗難防止のポイントとなってきます。
長距離のツーリングと盗難防止対策
長い時間駐車するという意味ではツーリングで泊まるときになります。
ただ地方の宿泊施設ほどバイクで来たとなると過剰なほど盗難防止に気をつけてくれることもあります。
- 車でバイクを見えないようにしてくれる
- 宿泊施設にチェーンを置いてくれている
ということもあります。
基本的に都市部よりも地方のほうが盗難に遭う確率は低くなるように思いますが、宿泊予約のときにバイクの盗難対策をどの程度してくれるのか確認して決めても良いでしょう。
最強の出先のバイク盗難防止方法
ただどのような盗難防止方法をとっても盗難に遭わない確率をゼロにすることはできません。
そのため盗難保険にはしっかりと加入しておいてほしいと思います。
私の知り合いも盗難保険で別のバイクを買えたという人がいますが、まさか自分がと思わないように加入はしておくのをおすすめします。
<スポンサード リンク>